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カテゴリー: 動物病院の経営

ある進学校のV字回復の事例から

Posted 2024年07月03日 by snc_editor

茨城県立古河第三高校という学校はご存知だろうか?

元々は「古河に普通科の進学校を」という事で作られた学校で、開校から毎年国公立大学に二桁の合格者を輩出していた。

しかし、合格者が減少し10人を切るという時期があった。

 

理由は、校風の履き違えだった。

「自由な校風」という伝統を履き違え規律を無視し、遅刻の常習化や服装の乱れなどが多々発生していた。
特に高校生という周りに流されやすい子達であるため、当時の教師たちは危機感をより感じたそうだ。

 

そういった教師たちが徹底して行った事は生徒指導の強化だった、教師たちが交代で校門に立ち服装指導を行ったり、遅刻を無くすために学生と向き合い、家庭環境や生活習慣などについて聞いて改善をしていった。
力で押させつけることは可能ではあるが、学生に高校生活を送るうえで何が大切で、自分はどうしていきたいかを考える高校生になってほしいという想いがあった。

根気強く指導した結果、学生の生活意識も変わり、遅刻する学生は減っていった。
当然、国公立大学の合格者数も増えていった。

茨城県立古河第三高校の事例から、規律の乱れの小さな種を摘むこと、そして問題行動を起こす人と向き合い意識を変える事が重要だと感じた。

実際問題、同じようなことをしようとすると難しい話ではあるが…その難題をどうクリアしていくかが経営者としての力の見せどころかもしれない。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ従業員教育

ある飲食店のスペースの有効活用

Posted 2024年07月01日 by snc_editor

先日、ある飲食店の経営者と話す機会があった。

飲食店業界も人材不足であり、採用には苦戦をしていると聞く。
特にコロナの時は、客足が遠のき苦悩な時期を過ごしたとの事。

そういった事もあり、一部のテナントをシェアキッチンへ切り替えたり、レンタルスペースとして貸し出す事にしたとの事。

シェアキッチンに関しては、数年前からメディアに話題になっていたが、思った以上に利用者が多く、人件費を抑えつつ多くの利益を上げることに繋がったようだ。

スマートロックなどがあるため、自身も店舗に行かずに、利用者に鍵を渡すことができるため、とても楽になったと聞く。

弊社が顧問をしている動物病院様でも、空き時間などで待合室を貸出するなど行っているところもある。
空き時間、空きスペースの有効活用をぜひ検討してもらいたい。

 

 

カテゴリ: マーケティングマネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ

診療予約キャンセル30%削減のシステム

Posted 2024年06月26日 by snc_editor

イギリスでは、AIツールを使って診療予約キャンセルを30%削減に成功したようだ。

Deep Medical社(https://www.deep-medical.ai/)のAIシステムは、天候や交通状況、職業など情報を基にキャンセル率を予測するものである。

日中に休暇がとれにくい患者には、予約のとれやすい時間帯や週末などを提案もでき、さらにはキャンセル率が高い患者に対しては、リマインドのメッセージも送るようになっている。

日本でも、同じようなシステムが実現される事が予想される。

 

AIは、色々な分野で活躍し、めざましい進化を遂げている。
今後の動きに注目していきたい

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

ハッシュタグ検索の開始

Posted 2024年06月21日 by snc_editor

先日、Googleが「ハッシュタグ検索」のサービス開始を発表した。

 

 

 

 

 

 

 

これにより、SNS投稿に対するSEO対策の影響が大きくなっていく事が予想される。

ハッシュタグの数、記事の投稿日、投稿されているSNSの種類など検索順位を評価する基準は、多々ある事が予想される。

これから様々なSEO対策業者が、レポートを発表してくるだろう。

チェックしていき、動物病院のSEO対策として活かしていきたい。

 

カテゴリ: SNS・LINE活用WEBマーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

10人に1人が〇〇の時代 今から考えるべき…

Posted 2024年06月14日 by snc_editor

先月末、厚労省が2022年12月時点で障害児・者数は1164万6000人にのぼると発表された。
統計的に国民の約10人に1人は、障害者であるというデータだ。

精神障害は、614万3000人と全体の半数以上を占め、5年前の統計データと比べて2倍近くの増加であると言う。

今後、この数字は増えていき、動物病院の現場でも環境づくりなどの対応が、より一層求められる事が予想される。

・コミュニケーションの取り方
・適切な指導
・仕事の任せ方
・採用時のトラブル回避
など

見直しや深く考える時期が来ている。

 

 

 

 

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ採用力強化教育

国内で外国化する日本。今後は…

Posted 2024年05月23日 by snc_editor

日本の国内で外国化する傾向が進んできていると感じている。
 
ニュースでも報道されているが、北海道のニセコが外国化しておりインフレが発生している。
 
外国人があふれており、不動産は、外国人向けに買われいる。
そして、販売している商品の価格も高騰しており、一部の報道ではラーメンが1,900円で販売していると報じている。
 
また、埼玉県のある市でも外国人が増えており、差別化の話もある。
 
ある大手スーパーや自治体では、外国人対応で、多言語翻訳機であるポケトークが設置されるという事も起こっている。
 
 
今後、外国化はさらに進んでいく事が予想される。
そして、日本人の常識が、それぞれの外国人の常識に変わっていく事も予想される。
 
このような状況の中で、動物病院はどのような対応が求められていくのか。
それを考えていく事自体、まだ早いと思うかどうか…
 
今後の小さな兆候を注意してみていきたい。

カテゴリ: 佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

食品ロスの記事でみる、疑い・問う事の重要性

Posted 2024年05月21日 by snc_editor

先日、食品ロスに関する記事で、とても興味深いものがあったので共有したい。

記事のタイトルは「その食品ロスは本当に食品ロスなのか?」https://note.com/shinshinohara/n/nd38fb95513e0

 

記事の内容は、食品ロスの削減に関して学生が登壇した時の様子が書かれている。

学生は、傷がついているなど規格外のものが、農家の現場で大量に捨てられている事に対して、問題提起するものだった。
記事の著者は、学生の発表に対して、規格外の物を出荷しようとすると、かえって食品ロスが増える事を理由を含めて回答した。そして、その時の様子を振り返り、以下の3つの事を説いていた。

1.世間で流布される情報を鵜呑みにすることの危険性
2.現場を実際に見た上で、現場の人に問う事の重要性
3.現場の人に問う際に、問い方への工夫の必要性

我々コンサルタントも業務改善や効率化で、スタッフの業務を観察したりマニュアルを拝見させていただく事がある。
様々な現場を見ている分、瞬間的に無駄な手順や改善点が頭に浮かぶことがある。
スタッフにも、無駄だと思う手順について問いた上で、改善案を提案するが、
今回の記事を読んで、改めて注意が必要だと自省する機会になった。

ぜひ、経験豊富なベテランや頭が良いスタッフさんには、この記事を読んでもらいたい。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ問題解決

自己効力感を高める

Posted 2024年05月17日 by snc_editor

自己効力感を高めることは、スタッフのモチベーションを改善するために非常に重要です。

このブログでは、自己効力感はどのようすれば向上させるかについて解説します。

 

自己効力感とは何か?

自己効力感は、アルバート・バンデューラによって提唱された心理学の概念で、個人が特定の行動を実行し、望ましい結果を達成する能力があると信じる信念のことを指します。つまり、自分の力で困難に立ち向かい、成功する自信のことです。

 

自己効力感を高める方法

  1. 成功体験の提供: 小さな成功体験を積み重ねることで、スタッフは自分のスキルや能力を実感し、より大きな課題にも自信を持って臨むことができます。
  2. 代理体験: 上手くできている他人の行動を観察することで自己効力は高まります。自分とかけ離れている人よりも、類似点を持っている人の行動の方が観察対象として適している場合は多くあります。
  3. 言語的説得: 言葉による説得を反復的に用いることにより、自己効力感が高まります。繰り返し「できる」と自己暗示することも自己効力感を高めるのに非常に有効であり、また、他者から得られる励ましも効果的です。
  4. 情動喚起: 生理的な状態は効力予期に影響を与えます。人前で緊張して震えたりすると、自己効力感は下がりやすく、自律訓練法などで自分の生理状態をコントロールすることも重要です、

動物病院での自己効力感の向上は、スタッフの満足度と職場の生産性を高めることに繋がります。

 

カテゴリ: マネジメント動物病院の経営

もったいない倒産・廃業が増えていく

Posted 2024年05月10日 by snc_editor

帝国データバンクの調べによると、2023年の倒産件数は8497件との事。

倒産の理由に関して、物価高775件、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済難が651件と並んで、見逃せないのは後継者難が564件という結果である。

2019年から400後半の件数の後継者難倒産が行っており、昨年2023年が初の500件越えとなった。

代表の高齢化による病気や死亡により、事業承継が出来ないケースもあれば、後継者育成が上手くいかないことによる承継完了できないまま、事業が継続できなくなってしまったというケースもある。

また、倒産ではないが休業、廃業した企業が5万9105件にも上る。
そのうちの黒字だった企業が、半分以上の51.9%である。

後継者難による倒産などは、今後増えていく事が予想される。
今後の世の中の動きと共に注視していきたい

 

 

 

 

 

カテゴリ: マネジメント事業継承佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ

多様化する誹謗中傷とビジネスへの繋がり

Posted 2024年04月23日 by snc_editor

ネットの誹謗中傷は、クチコミサイトでの誹謗中傷、SNSの誹謗中傷などがあり、年々深刻化かつ多様化しているように感じる。
 
 
そのような状況の中で、「誹謗中傷ビジネス」というものがある。
 
このビジネスのポイントは、誹謗中傷を受けた被害者ではなく、誹謗中傷を行った加害者がメリットを受けるというものだ。ビジネスの仕組みは、誹謗中傷を受けた被害者が加害者を訴えた際、加害者はSNSで裁判に関わる費用をカンパで募るというものである。
 
その結果、賠償額よりも多くカンパを集めてしまう事で加害者にもかかわらず、収益化してしまうという変な事が発生していた。
 
 
しかし、先日、その「誹謗中傷ビジネス」に対して、一石を投じる裁判があった。
加害者側がカンパを募ったことが賠償額の増額の理由として、裁判所が高額賠償を加害者に命じる判決が出た。
 
大学教授を誹謗中傷で賠償命令 支援金のカンパは「同調者あおる」と慰謝料に算定(産経新聞)
 
 
ここ最近は、クリニックがGoogleマップの不当なクチコミに対して提訴するという事も報道された。
 
“グーグルマップの不当なクチコミ投稿で権利侵害”医師ら提訴(NHK)
 
 
誹謗中傷は、色々多様化するが、このような裁判によって色々変わってくことが予想される。
ネットの誹謗中傷は、削除されないよう巧妙な手口を使って、残るようにしたり、あわよくば収益化しようとしている。
 
今後の動きを注視していくべき事だと感じる。
 

カテゴリ: マーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

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