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カテゴリー: 教育

リーダーを選ぶ基準

Posted 2024年04月19日 by snc_editor

北野です。
お客様とお話ししていると、
一定規模以上の病院様では、
人事的な話題が多い。

その中でも頭を悩ませるのは、
誰を上に引き上げるか?
という物差しについてである。

年功序列、目に見える能力が優秀、
面倒見が良い、人間性など
様々な物差しがある。

そんな物差しを持つ上で、
ある書籍で紹介されていた基準が
参考になるため紹介したい。

①すぐにあきらめる
②できない言い訳をする
③危機感がない
④成果が出ない理由を外部要因にする
⑤やるべきことを「自分がやらなくていい理由」を見つけてやらない
⑥ミスをしても謝らない
⑦ミスをしても、バレないようにごまかす
⑧人が見ていないところでサボる
⑨うそをついてごまかす
⑩トラブルから逃げる

これらの要素を上が持っていると、
その素養を下も持つようになるので機能しなくなる。

もちろん全てを満たす人は少ないため、
その人の持つ一番悪い部分が、
下に影響を与える場合にどうなるか?
を判断基準にするとよいとのことである。

なかなか難しい人間性としての部分の
言語化基準である。

ぜひ参考にしていただきたい。

カテゴリ: 動物病院の経営北野教育評価制度・賃金制度構築

「知る→わかる→できる」に致命的なステップ

Posted 2024年04月06日 by snc_editor

先日ある方が、学習のモデルについて興味深いことを発言していた。

「知る→わかる→できる」というプロセスは、今の時代の流れを表していると。

 

共感できる意見があると「知る」と、そのとっていた意見の事を「わかっている」ととらえ、自分の意見として発信する「できる」。

しかし、これらのステップには、ある致命的な重要なことがない。

 

それは「考える」というステップだ。

 

自分が共感できる意見をとりいれ、発信しているため感覚的であり、「考える」というステップが抜けている。

では、このようなステップで発信する時代の中で、「考える」とは何か?

 

それは、「否定する」という事だ。
人は「肯定の生き物」であるため、否定される事にストレスを感じる。

そのため、意見を否定する事に対して、反論するために初めて「考える」というステップに進むと言う。

 

獣医師は、診断や治療を考える上で、常に根拠を基に考える癖がついているが、
新卒の動物看護師の中には、まだまだ根拠を考える癖がついていない上、上記のような「考える」というステップを踏まずに過ごしてきた。

まずは、「考える」ステップを踏むために、意見を否定してみたり、根拠を求めてみて良いと思う。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営問題解決教育

仕事のものさしを柔らかくする

Posted 2024年03月29日 by snc_editor

北野です。
ある書籍によると、上長と部下との関係において、上長には「縦横の仕事のものさし」があるという。

縦のものさしは仕事に求めるクオリティと成果、横のものさしは仕事のやり方進め方の多様性だという。

上長になる人は一般的に仕事における成果を上げている人であり、過去の成功体験に基づくものさしを持っている。

自分にも思い当たるが、このものさしのみで部下の仕事を判断すると、コミュニケーションも上手くいかなくなり、結果自身が巻き取る必要性にかられてくる。

動物病院の現場においては、仕事のできる看護師さんがいつまでも仕事を下に振れないという状況をよく見かけるが、このものさしによるものが大きいだろう。

下の仕事を見るときに、自分のものさしによってどれくらい判断しているかを常に意識しなければならない。

時には締め、時には緩める。
そういった感覚を持てないと忙しいという状況からは抜け出せない。ぜひ、そういうスタッフさんを見かけたら、一緒に考えてあげていただきたい。

カテゴリ: マネジメント北野教育

「報・連・相」は古い?新たなキーワードとは

Posted 2023年12月18日 by snc_editor

社会人として「報・連・相」は、どんな企業や動物病院に就職しても、口うるさく言われるほど当たり前の言葉です。

しかし、時代の流れによって、ここ数年「報・連・相」から、変わりつつあります。

もともと「報・連・相」は、組織の上下をつなぐ重要な役割をしていました。
・指示した業務がどこまで進んでいるかの把握
・物事が問題なく進めるための確認
・把握していない課題の発見
などです。

「報・連・相」は、同調圧力や集団行動を好む日本人にとっては、とても良いものでした。
しかし、一部、時代にそぐわないところが出てきました。

「報・連・相」の「相」の部分です。

相談は大事ですが、自分で解決策などを考えず指示待ち人間が増える、新しいアイデアが生まれないという点です。
この傾向は、特にトップダウンを行っているところが強くなります。
また、組織の人数が増えていくほど院長やリーダーへの負担が大きくなります。

 

そういった事を防ぐため、数年前から「かくれんぼう(確・連・報)」へ変わりつつあります。

「こういう問題が発生しました。解決するために、こういう事をしたいと思いますが、よろしいですか」という「確認」に対して、院長やリーダーが判断する。
これにより、スタッフ一人一人の自分たちで解決策を考える事を促すようにしていく事が出来ます。

 

指示待ち人間が多くて困るが、相談なく勝手にやられても困るという動物病院様は、少しやり方を「かくれんぼう」に変えてみてください。

カテゴリ: コミュニケーションマネジメント佐藤動物病院の経営問題解決教育

「作業」と「業務」の違いを意識

Posted 2023年10月31日 by snc_editor

先日、ある会員様と作業と業務の違いについて話になった。

何も考えずに機械のように言われた事をやっているような物を「作業」
言われた事をやっているが、問題点などないか考えてやっている物を「業務」

と分類される。

ある一流のプロ野球選手は、素振りでも何も考えず振っていたわけではなく、
特定の投手をイメージして素振りをしていたそうだ。
そういった意識があったからこそ、世界記録を更新したり、他の選手と比べて飛びぬけて活躍できたそうだ。

日常業務でも、なにか意識や目的をもって行動してみると、様々なものが見えてくる。

「作業」ではなく、気持ちや意識を込めた「業務」を心掛けてもらいたいと思う。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営教育

教育の負の連鎖を断ち切れるか

Posted 2023年10月07日 by snc_editor

ある経営者から「年々、従業員の質が下がっている」という話になりました。これは決して、今の従業員のせいだけとは言い切れないという。

教えは、伝言ゲームではないが段々下がっていく部分があるため、教える側の教える内容の質が低ければ、当然教わった側も質が悪い状態で、どんどん下の方に伝わっていく。

そういう意味では、教える側のレベルを上げる事が初めになる。

当社では、新人スタッフ向けの教育プログラムを実施しています。
https://k4q7z.hp.peraichi.com/

特に社会人として、最低限身につけてほしいルールやマナーなどを教える事に時間をさけれない動物病院の方は、利用していただけると幸いです。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営教育

「給与=労働の対価」ではない

Posted 2023年09月26日 by snc_editor

先日、ある経営者との話の中で、新人が、しょうもないケアレスミスばかりしているという話になりました。

話の中で、そういう風に新人がなってしまう理由は、以下の3つだろうという結論に達しました。

1「給与=労働の対価」という間違った意識
2「業務ではなく作業」になっている事への自覚のなさ
3管理する側の無責任

3つの原因が、全て絡み合って起こっている事だと思います。

特に、「給与=労働の対価」という間違った意識は、あるあるな話だと思います。
一般的に、もらう給与の最低4倍の売上をあげないといけないと言われています。
(昔は、3倍と言われていたようですが、物価上昇、増税などの社会情勢により4倍です。)

そもそも、新人の方に給与の4倍の売上を求める事は無理な話です。
そのため、「給与=投資」という風に考えるべきだと、その経営者も仰っていました。

学生時代は、お金を払って、人から教えてもらうようでしたが、
社会に出てからは、お金(給与)をもらいながら、教えてもらえるという恵まれている環境であることを自覚すべきだとも仰っていました。

ぜひ、新人の方は、恵まれている環境であることを自覚しつつ、経営者の方は新人がしっかり育つよう、教育に力を入れていただけると良いと思います。

 

カテゴリ: マネジメント佐藤教育経営者目線

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