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カテゴリー: 問題解決

「知る→わかる→できる」に致命的なステップ

Posted 2024年04月06日 by snc_editor

先日ある方が、学習のモデルについて興味深いことを発言していた。

「知る→わかる→できる」というプロセスは、今の時代の流れを表していると。

 

共感できる意見があると「知る」と、そのとっていた意見の事を「わかっている」ととらえ、自分の意見として発信する「できる」。

しかし、これらのステップには、ある致命的な重要なことがない。

 

それは「考える」というステップだ。

 

自分が共感できる意見をとりいれ、発信しているため感覚的であり、「考える」というステップが抜けている。

では、このようなステップで発信する時代の中で、「考える」とは何か?

 

それは、「否定する」という事だ。
人は「肯定の生き物」であるため、否定される事にストレスを感じる。

そのため、意見を否定する事に対して、反論するために初めて「考える」というステップに進むと言う。

 

獣医師は、診断や治療を考える上で、常に根拠を基に考える癖がついているが、
新卒の動物看護師の中には、まだまだ根拠を考える癖がついていない上、上記のような「考える」というステップを踏まずに過ごしてきた。

まずは、「考える」ステップを踏むために、意見を否定してみたり、根拠を求めてみて良いと思う。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営問題解決教育

「報・連・相」は古い?新たなキーワードとは

Posted 2023年12月18日 by snc_editor

社会人として「報・連・相」は、どんな企業や動物病院に就職しても、口うるさく言われるほど当たり前の言葉です。

しかし、時代の流れによって、ここ数年「報・連・相」から、変わりつつあります。

もともと「報・連・相」は、組織の上下をつなぐ重要な役割をしていました。
・指示した業務がどこまで進んでいるかの把握
・物事が問題なく進めるための確認
・把握していない課題の発見
などです。

「報・連・相」は、同調圧力や集団行動を好む日本人にとっては、とても良いものでした。
しかし、一部、時代にそぐわないところが出てきました。

「報・連・相」の「相」の部分です。

相談は大事ですが、自分で解決策などを考えず指示待ち人間が増える、新しいアイデアが生まれないという点です。
この傾向は、特にトップダウンを行っているところが強くなります。
また、組織の人数が増えていくほど院長やリーダーへの負担が大きくなります。

 

そういった事を防ぐため、数年前から「かくれんぼう(確・連・報)」へ変わりつつあります。

「こういう問題が発生しました。解決するために、こういう事をしたいと思いますが、よろしいですか」という「確認」に対して、院長やリーダーが判断する。
これにより、スタッフ一人一人の自分たちで解決策を考える事を促すようにしていく事が出来ます。

 

指示待ち人間が多くて困るが、相談なく勝手にやられても困るという動物病院様は、少しやり方を「かくれんぼう」に変えてみてください。

カテゴリ: コミュニケーションマネジメント佐藤動物病院の経営問題解決教育

たった一つの問題に対する捉え方

Posted 2023年11月28日 by snc_editor

先日、ある企業の代表とPA(パーソナルアシスタント)の方と話す機会がありました。

そこで興味深かったのは、チーム内で起こっている問題の捉え方でした。
PAの方は、チームが上手く機能しないのは、トップとのコミュニケーション不足と捉えていました。
様々なチームメンバーとのヒアリングから、指示が上手く伝わっていなかったり。メンバーの事をもっと知るべきと判断されたようです。

一方、代表はチームのリーダーの問題であると捉えていました、
代表が、舵をとっているのに対して、リーダーが別の方向に動かそうとしていたり、チームメンバーに振った業務を請け負ってしまっているという事から、リーダーの問題ととらえました。

この二つの違い、分かりますか?

PAの方は、メンバーからのヒアリングから、トップの問題を捉えております。
つまり人から聞いた情報で判断しています。

一方、代表は、メンバーの行動から、チームリーダーの問題を捉えています。
つまり、実際の問題が起こっている現象を見て判断しています。

このように「チームが上手く機能しない」という問題に対して、様々な視点から問題を捉える事ができます。それは、茶筒を上から見たら、丸に見え、横から見たら、長方形に見えるのと同じように見る視点が変われば、捉え方が異なります。しかし、様々な視点で見た結果、見ている物は茶筒であると分かります。

ぜひ、様々な視点から問題を捉えていただき、解決の一歩を行っていただけますと幸いです。

 

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営問題解決

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