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食品ロスの記事でみる、疑い・問う事の重要性
Posted 2024年05月21日 by
先日、食品ロスに関する記事で、とても興味深いものがあったので共有したい。
記事のタイトルは「その食品ロスは本当に食品ロスなのか?」https://note.com/shinshinohara/n/nd38fb95513e0
記事の内容は、食品ロスの削減に関して学生が登壇した時の様子が書かれている。
学生は、傷がついているなど規格外のものが、農家の現場で大量に捨てられている事に対して、問題提起するものだった。
記事の著者は、学生の発表に対して、規格外の物を出荷しようとすると、かえって食品ロスが増える事を理由を含めて回答した。そして、その時の様子を振り返り、以下の3つの事を説いていた。
1.世間で流布される情報を鵜呑みにすることの危険性
2.現場を実際に見た上で、現場の人に問う事の重要性
3.現場の人に問う際に、問い方への工夫の必要性
我々コンサルタントも業務改善や効率化で、スタッフの業務を観察したりマニュアルを拝見させていただく事がある。
様々な現場を見ている分、瞬間的に無駄な手順や改善点が頭に浮かぶことがある。
スタッフにも、無駄だと思う手順について問いた上で、改善案を提案するが、
今回の記事を読んで、改めて注意が必要だと自省する機会になった。
ぜひ、経験豊富なベテランや頭が良いスタッフさんには、この記事を読んでもらいたい。
もったいない倒産・廃業が増えていく
Posted 2024年05月10日 by
帝国データバンクの調べによると、2023年の倒産件数は8497件との事。
倒産の理由に関して、物価高775件、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済難が651件と並んで、見逃せないのは後継者難が564件という結果である。
2019年から400後半の件数の後継者難倒産が行っており、昨年2023年が初の500件越えとなった。
代表の高齢化による病気や死亡により、事業承継が出来ないケースもあれば、後継者育成が上手くいかないことによる承継完了できないまま、事業が継続できなくなってしまったというケースもある。
また、倒産ではないが休業、廃業した企業が5万9105件にも上る。
そのうちの黒字だった企業が、半分以上の51.9%である。
後継者難による倒産などは、今後増えていく事が予想される。
今後の世の中の動きと共に注視していきたい
多様化する誹謗中傷とビジネスへの繋がり
Posted 2024年04月23日 by
法規制強化の中で、徐々に増える○○薬局。
Posted 2024年04月09日 by
ここ1,2年で処方箋なしで医薬品を購入できる零売薬局の件数が徐々に増えている。
調剤薬局が全国で6万店舗あるうちの、零売薬局は100店舗程度であるため、
まだまだ件数としては少ないが、零売薬局専用のチェーン薬局を中心に増えている。
厚生労働省も今年の1月に法規制を強化したが、
患者のメリットとしては、病院に行く時間がとれない場合でも購入できる点や薬によっては安く入手できる点がある。
一般的に、法改正や法規制など発生するときは、新しいビジネスチャンスがあると言われている。
獣医療業界への影響を踏まえてチェックしていきたい。
求人ページのコンテンツについて
Posted 2024年04月02日 by
獣医師の求人において、求人ページに手術の件数や診察の件数を記載することは自院をアピールするうえで重要な数字となります。
獣医師1人当たりの手術数を明確に示すことで、求職者にとってはその動物病院の手術能力やどんな経験を積むことが出来るのかを正確に把握することができます。求職者がその動物病院でどれだけの手術経験を積むことができるかを知ることは、求職者の意思決定に大きな影響を与えます。
また、手術数や手術内容を掲載することで、院内の効率性や医療サービスの質をアピールすることができ、魅力的な職場であることをアピールすることができます。
また、数字ですと、デザインを工夫することで伝えたいことを文章ではなくイラストで伝えることが出来るので印象にも残りやすくなります。
獣医師1人当たりの手術数を求人サイトに掲載することは、求職者にとっては動物病院の手術能力や経験、効率性や医療サービスの質を正確に把握することができる利点があります。また、動物病院側にとっても、自身の強みやアピールポイントを効果的に伝える手段となります。
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自身の過去の発言や投稿にご注意を
Posted 2024年03月08日 by
先日、ある動物病院のスタッフ様から、個人情報の特定が怖いと相談されることがあった。
ホームページのスタッフ紹介が掲載されていると、学歴とか調べられるのが怖いという話だった。
学歴・経験などは、動物病院業界だけでなく様々な業界・業種で、お客様などに調べられる物なので、学歴など気にされるようであれば、負けないように実績を作るしかないものである。
一方で、気を付けていただきたい事としてはSNSなどでの過去の発言などである。
前職で、著名人、投資家、起業家と新たに関わる際、自身の関係者やビジネスへの悪影響を防ぐために、簡単ではあるが、身辺調査などをしていたが、過去のSNSでの発言を見つけて驚くことがある。
よくマスコミやネット界隈では、政治家の過去の発言を取り上げて、攻撃や揚げ足取りをすることがあるが、一般の方も例外ではないと感じる。
著名人と比べて、目立たなかったり、ハンドルネームを使用しているなどで、ほぼほぼ特定が出来ないが、ふとした瞬間に特定が出来てしまう事がある。
ネット界隈では、「黒歴史」や「デジタルタトゥー」とも呼ばれたりするが、SNSやブログなどネットでの過去(特に学生時代)の発言や投稿には気を付けていただきたいと思う。
ターゲットの不安・不満を解消だけではダメ
Posted 2024年03月06日 by
消費者に刺さるキーワードを考える際、ターゲットの不安・不満の分析そして考察が重要だと実感する。
例えば、食器洗浄機が誕生した当初、一番のターゲットは主婦であるため、主婦が抱える不満の「家事」が楽になることをPRにして宣伝をしていたそうだ。
しかし、結果はふるわなかった。
そこでメーカーは、ターゲットの主婦の日常生活を徹底的にリサーチしたところ、ある潜在意識が分かった。
それは「主婦は家事をしっかりやるべき」という意識だ。
当時、主婦同士、姑含め家族から「家事を楽する=家事の手を抜く」という見られ方があった。
そのため、家事の負担を家電で解消する事に、主婦は罪悪感を感じさせてしまい、購入の障壁になっていた。
そこで、メーカーは「家事を楽する」という罪悪感に対して、「家族(特に子供)と一緒にいられる時間を増やしませんか」というキャッチフレーズを打ち出し、購入を後押しした結果、売れるようになった。
マーケティングの世界には、消費者に購入してもらう際、購入するための理由づけが重要とも言われている。
昨今、生活に使えるお金が少なくなってきた時代であるため、「安い商品があるのに、こんなに高額なお金を支払ったのか」という罪悪感が生まれやすくなっている。
だからこそ、そのような罪悪感を無くすために、商品やサービスへの後押しが重要となる。
例えば、ドラックストアなどでオムツ商品をみていると、少し高めのものは「蒸れにくく、肌に優しい」など赤ちゃんにとって、メリットがあることをPRしていた。
おそらく「オムツへの投資=赤ちゃんへの愛情」という風に転換するようにして後押ししていると思われる。
ぜひ、商品やサービスのPRする際は、ターゲットが抱える不安・不満を解消するキーワードを考えるとともに、解消する事で発生する罪悪感などの感情を考え、購入を後押しするキャッチコピーを考えてみてほしい。
経営者の仕事としての組織論とは
Posted 2024年02月14日 by
先日、ある方が、「経営者は、優秀だが自分の組織に不適切な人を排除しても仕事が回るようにするのが仕事」と発言していた。
世の中、多様性と呼ばれ様々な人が活躍できるチャンスがあるが、組織が突き進もうとする中で、足並みを乱してしまう人は組織が壊れる原因にもなる。
軍人が、多様な人が集まっても、しっかりと作戦を遂行できるのは、過酷な訓練という、ふるい分けにより少なくとも精神面などでクリアした人が残る。つまり、多様性が画一化に繋がり組織がまとまっていく。
優秀な方でも、足並みを乱す人は組織の死に繋がるため、作戦に参加させないか、昔であれば失脚させてしまう事もあったようだ。
ビジネスにおいては、過酷な訓練は出来ないため、理念などで組織をまとめていくしかない。
そして、業務をどんなに優秀な人でも足並みを乱す人がいる場合は、早めに代わる人を見つける、もしくは、人材を育てていく。どうしても人材育成が上手くいかない場合は、機械やシステムに頼っていくか、アウトソーシングしていくという方法がとられていく。
落ち着いた時に、ぜひ組織のバランスを振り返っていただきたいと思う。
「どうやるか?」への変化
Posted 2023年05月01日 by
北野です。
コンサルティングをしていると、
この病院様は伸びるなと
感じる院長先生がいらっしゃる。
それは、
「何をやるか?」ではなく、
「どうやるか?」を考える先生である。
スタンスとしては段階的に
①やろうとしない
②やろうとするが理由をつけてやらない
③時間がかかってやる
④早くやる
という段階があるが、
③と④とで異なるのは、
「これをやるか?」という
Yes or Noの二択判断ではなく、
「これをどうやるか?」という
無数の判断を行っている点にある。
この壁を早期に取り払っていただきたい。
世の中には同業種・他業種問わずに、
様々な取組や成功事例が溢れている。
「これをどうやるか」
という思考を持っていると、
日常的に入ってくる情報が変わってくる。
そして、考えるからこそ、
独自性あるアイデアに昇華していく。
自身のスタンスを振り返ってみていただきたい。
カテゴリ: 動物病院経営コンサルティングブログ北野
2338回 出会い
Posted 2017年04月24日 by
藤原です。
獣医大学や看護学校での就職説明会が始まり出している。
動物病院にとって、忙しい時期であるが、学生にとっては実習を考える上で良い時期である。
今年から弊社では、様々な新しい試みを実施している。
学生とのつながりは、予想以上に広がっており、非常に楽しみである。
動物病院求人ナビという弊社が運営する求人サイトの認知度も高まってきた。
求人のコンサルティングだけでは良い人材とは出会いにくい。
就職に対する媒体や場所づくりを強化し、会員様が良い人材と出会ってもらえる機会を創造していきたい
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