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カテゴリー: マーケティング
テンセントによる新たな決済サービス
Posted 2024年11月28日 by
テンセントが新たな決済サービスの開始を発表した。
11月6日にシンガポールの展示会でVISAと提携し「手のひら決済」サービスをスタートする。
初めはシンガポールからではあるが、徐々に拡大していくだろう。
現在決済にはカードをタッチするものやQRコードをかざすものなどあったが、いずれもカードや携帯など出す必要があったりなど手間があった。
てのひら決済により、多少なり不便さがなくなってくる。
テンセントの発表によれば、セキュリティ面に関して指紋や静脈パターンにより認証を行うものであり、双子でも違いを認識できる精度であるという。
様々な利点がいわているが、様々な課題や問題が出てくることが予想される。
今後の動きを注意してみていきたい。
「得する喜び」より「損する痛み」を避けたいからこそ
Posted 2024年11月26日 by
人は感情的な動物であり、時として合理的ではない行動をする。
特に得するというよりも損することに対して、痛みを感じやすい。
※弊社のセミナーや経営レポートでも多々お伝えさせていただいているが……
昨今、広告や通販番組など見ていただければ、「限定〇本」や「限定価格」など「今を逃すと損をする」というPRが溢れている。
(「フィア・アピール」という)
また、「無料お試し期間実施中」や「ご納得いただかなければ返金します」という損やリスクを取り除き商品の購入や契約に結び付けるというテクニックもある。
(「リスクリバーサル」という)
そういった方法がある中で、あるイギリスのドリンクメーカーは、「人の損をしたくない」という心理を上手に利用し、興味深い試みをした。
それは商品の販売価格に、瓶代の表示を載せた。
昔からリサイクルやリユースが叫ばれている中で、イギリスでは空き瓶の回収率が低い事が問題になっていた。
空き瓶回収機を設置して、空き瓶代(インセンティブ)がもらえるなど実験を行ってみたが、あまり上手くいっていなかったそうだ。
そのような中で、あるイギリスのドリンクメーカーは「飲料代+瓶代」という価格表示を行った。
購入した人は、瓶を返さないと瓶代の分だけ損をするという心理が働いたのか、回収率が70%という結果をだした。
何かを得するという施策も良いが、損を避ける心理を上手く利用した施策も検討してみると良い。
ぜひ、周りが真似する前に考えてみると良いと思う。
Googleレビューで★1つとコメントを
Posted 2024年11月22日 by
東京の神保町にあるカフェの店内には、このような事が書かれている。
Google mapで星ひとつをコメント付きでつけてください
店主のブログ※でも説明しているが、決してレビュー制度に反対するなどではない。
レビューと内容の不一致を楽しみたいという主旨があるそうだ。
実際カフェのレビューをみると点数1.9に対して、内容は高評価である。
面白い取り組みに、SNSなどでのクチコミも広がっているそうだ。
Googleのレビューも大事だが、人が発信するメディアの重要性も感じられる一例である。
※店主のブログ記事
https://note.com/palina/n/n68fcf18f55d4
デジタル広告への嫌悪からパーソナライズした広告へ
Posted 2024年11月15日 by
デジタル広告への嫌悪感が増してきた。
ある調査会社の調べによると、ページ内に表示された広告経由で購入する消費者は昨年と比べて半数になり、広告表示されないようなツールを入れている消費者も2倍に増えているという。
一方で購入履歴に基づいた消費者一人一人に合ったオススメのコメントには80%の方が好意的に捉えているという。
こういった事から、従来の年齢や動物種ごとでの切り口での飼い主様へのアプローチだけでなく、ワクチン歴、病歴、通院歴、トリミングの利用の有無、飼い主様の属性など様々な切り口でカテゴライズする必要が出てきた。
先日、あるITのシンクタンクの方と話す機会があったが、ネットでの行動履歴のデータを見せていただいた。
どういった検索キーワードで検索し、どういったサイトを閲覧していくなど細やかなデータを見せていただき、とても驚きがあった。
弊社としても、本格的に様々な動物病院様の行動データなども踏まえて時流を探っていく必要が出てきたと思う。
ある出版社のある広告を使ったある企画
Posted 2024年11月08日 by
今年5月ある出版社が、とても興味深い企画を行った。
それは電柱広告のプレゼント企画である。
企画のターゲットは書店であり、ある漫画作品の応援店舗に参加すると、抽選で50店舗に対して電柱広告1年分をプレゼントするという。
掲載される電柱広告には、当選した書店名が入るだけでなく、その漫画のキャラクターが描かれている。
掲載スタートされた当初より書店側だけでなく漫画のファンがSNSにて看板の画像が投稿されるようになり、書店側と出版社の双方のPRに大きく繋がった。
電柱広告に関していえば、近年お店などの開店祝いの花の代わりに電柱広告を贈るというケースもあるという。贈られた側はPR効果があるため喜ばれるという。
普段気が付かないところに目を配ってみると、新たなマーケティングの種が転がっていると実感する。
・『生徒会にも穴はある!』特別応援店の電柱広告がいよいよ全国約50箇所に出没! #電柱には穴がない キャンペーン!
https://shonenmagazine.com/info/entry/20241011seitokai_cp/
すかいらーくの創業者である横川氏の記事を読んで
Posted 2024年11月01日 by
すかいらーくの創業者である横川 竟氏の記事が印象的である。
横川氏は、2008年にすかいらーくの会長を辞任したが、2013年には高倉町珈琲を創業した。
高倉町珈琲を創業した時は76歳と、通常の会社であれば、とっくに定年退職している年齢である。
記事には1店舗から100店舗へ拡大する事への難しさ、 「経営」と「商売」が異なることなど書かれており、「商売の基本」の大切さが書かれたものである。
横川氏によれば、「経営は、会社を続けていくためにお金をやりくりすること。商売は、お客さんが喜ぶものを提供すること。」と言う。
とくに「商売」は難しい。
一部をあげれば、価格やメニューなど目に見える価値だけでなく、安全性や気遣いなど目に見えない価値が重要であると書かれている。
それ以外にも商売を上手くやっていく上での大事なエッセンスが書かれているように思う。
ぜひ一読いただきたい。
日経クロストレンド「すかいらーく創業者が76歳で再び起業 87歳の今も現役のワケ」https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01060/00005/?n_cid=nbpnxr_rss
フードロスの中に潜むビジネスチャンス
Posted 2024年10月25日 by
世の中、SDGsと色々叫ばれている中で、食品関係では廃棄予定のものを有効活用する取り組みが色々されている。
加工食品の製造販売を手がけるドールは「もったいないバナナ」や「Dole グリーンバナナ」など、産地や輸送時での痛みがあり規格外のバナナを有効活用している。
また、ある国産キャビアを販売しているメーカーは、キャビアを採った後のチョウザメの肉を加工して、チョウザメの佃煮を作って販売している。
ポイントは、「ゼロのものに価値を生み出す」である。
メルカリ、ジモティーなども根本は同じ考えのビジネスである。
大量に廃棄されるものがあった場合、もしかしたら大きなビジネスチャンスになるかもしれない。
ぜひ注目して欲しい
ドール「もったいないバナナ」…https://mag.sendenkaigi.com/brain/202311/global-environment-design/027530.php
チョウザメの佃煮…https://ginza6.tokyo/news/177238
あるファーストフードのランチョンマット
Posted 2024年10月18日 by
先日、あるファーストフードのトレーに敷かれていたランチョンマットが気になった。
表面は子供向けに楽しい事が書かれており、「うらに面白い事が…」と右下に書かれていた。
裏面をみると、そのファーストフードの調理器具の名称が書かれており、子供向けの職場体験の案内もあった。
マーケティングでは、接触回数が重要とも言われている。
昔は、おもちゃ付きの子供メニューによる子供との接触回数を増やすという施策を行っていたが、
少子高齢化を踏まえ、将来のバイト先の候補に選んでもらえるようにするための施策と思われる。
人員不足の中で、どうしても即戦力を求めたくなるところがあるが、今後5年、10年を見据えた種まきも重要だと感じるケースである。
マニュアル嫌いな人ほと……
Posted 2024年10月16日 by
先日、あるセミナー講師から言われた言葉に、ハッとした。
それは「マニュアル嫌な人ほどマニュアルが必要」という言葉である。
経営者やリーダーと言われる人は、「考えたらわかるだろう」や「普通こうしない?」と発言する。
しかし、よくよく考えてみると、その人の天才性だったり感性などで、上手くいっていたことがあり、「分からない?」と言われても、他の人には分からないという事もある。
そういった場合、手順ないし考え方をマニュアル化して、落とし込まないと他の人には分からないし、再現性がとれない。
しかし、マニュアル嫌いな人ほど、天才性を発揮したりする。
それら天才たちが衝動的に考えたり、行動してきた事を分析して、一般な人にも分かるほどのやり方レベルまで落とし込み、さらに学んだ人ほど成功するとセミナー講師は言う。
ぜひ、ご自身が天才と思う経営者がいれば、やり方や考え方を注視・分析し落とし込んでいただきたいと思う。
I’m Blind. Please help. ではないメッセージ
Posted 2024年10月04日 by
一つ、キャッチコピーなど伝え方が重要であることを示す動画がある。
これは15年ほど前の「The Power of words」というタイトルの100秒ほどの動画である。
この動画は、盲目の老人が路上でお金を求めるものである。
老人は「I’m Blind. Please help!(私は目が見えません。助けてください!)」と書かれた段ボールを横において、道行く人に施しを請いている
当然のことながら、道行く人は老人を無視して通り過ぎる。
しかし、一人の女性が看板のメッセージを書き換えたところ、お金をくれる人が増えていった。
なぜ、お金が増え、そして女性が書き換えたメッセージは?
そこには、「It’s a Beautiful day. And, I can’t see it.(今日は、とても素敵な日ですね。だが自分には見えないです。)」と書かれていた。
看板に書かれたメッセージは、書き換える前も後も「目が見えない」という同情を誘い施しを請うものである。
しかし、二つの決定的な違いは、「自分本位」か「他人本位」かである。
前者は、「目が見えないんだ。助けてくれ」というメッセージ性が強い。
特に同情を誘うというより「助けてくれ」という部分が強い。
一方、後者は真逆で「今日は、とても素敵な日ですね。」と相手を想うメッセージ性が強い。
なんでもそうであるが、メッセージなど見る人に興味を持ってもらうには、その相手の事を想ったものや自分に向けられた物でなければならない。
世の中には、ストレートなメッセージの広告が多々見られる。
もし、効果が薄いと感じられる場合は、少し広い視点でみてメッセージを変えてみていただきたい。
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