- ホーム
- 人材紹介に頼らない自院での採用
カテゴリー: 福永
人材紹介に頼らない自院での採用
Posted 2023年06月27日 by
自院での採用には、人材紹介会社を利用する方法もありますが、それに頼らずに自院で採用を行うことも可能です。
自院での採用は、費用の削減だけでなく、企業文化やビジョンを伝えやすく、採用した人材が病院にフィットしやすいというメリットがあります。
自院での採用を成功させるためには、4つのポイントに注意することが重要です。
-
ブランディングの強化・・・ 自院の魅力や強みを明確にし、それをアピールすることが重要です。病院のウェブサイトやSNSを活用して、魅力的な企業文化や働く環境、成長機会を積極的に発信しましょう。求職者に対して、なぜ自社で働くべきなのかを魅力的に伝えることが求められます。
-
内部リファラル制度の導入・・・社員の紹介制度を活用し、既存の社員からの紹介による採用を促進しましょう。社員は自社の文化や価値観を理解しており、自社にフィットした人材を紹介する可能性が高いです。また、内部リファラル制度を通じて、社員のエンゲージメントやモチベーションの向上にもつながります。
- 長期的な視点での採用計画・・・自社での採用は時間と手間がかかることがありますので、長期的な視点で採用計画を立てましょう。人材の需要予測や選考プロセスの改善、採用戦略の継続的な見直しを行うことが重要です。将来の成長に向けた人材の育成や継続的な採用活動が、院内の競争力を高める要素となります。
-
面接・選考プロセスの強化・・・自院での採用では、面接や選考プロセスが特に重要です。採用する人材に対し、会社のビジョンや目標、仕事の魅力を伝えることで、採用後も長期的に働いてもらえるようなアプローチを心がけましょう。また、選考方法や評価基準を明確にし、採用プロセスの公正性と透明性を確保します。
自院での採用には、時間や手間がかかる場合がありますが、企業文化を築く上で重要な手段となります。
自社での採用を検討されている方は、是非、これらのポイントを参考にしてみてください。
作業と仕事の違い
Posted 2023年05月25日 by
レストランなどで、お客様が食べ残しが多かった時に、単にお皿を下げるウェイターと、何かひと声かけるウェイターのふた通りに分かれます。
これは「作業する人」と「仕事する人」の違いであるといえます。
「作業する人」は会社のサービスマニュアルを徹底します。
「仕事する人」はお客様の気持ちに自分の心を寄り添います。
仕事をする人は
『お口に合いませんでしたか?』
『少し量が多すぎましたか?』
などの言葉が出てきます。
このような言葉で会話が成立すれば、お客様も次回への期待を膨らませてくださるに違いがありません。
大事なのは、お客様が不満そうに見えたり、商品が気に入らないように感じた場合、思い切って声をかけ、何らかのフィードバックを受けとる勇気を持つということです。作業をする人ではこのような会話はマニュアルにない限り実施されることはありません。
不満を聞くことが自分の成長にもつながりますし、「次はこうしますね」とお客様に提案が出来れば。それが次回のお客様との物語に繋がっていくのです。
動物病院でも、何か不満そうに見えた飼い主様には勇気をもって声をかけて頂きたいです。
カテゴリ: 福永
良い行動は良い環境から
Posted 2023年05月24日 by
「行動の科学」に、有名な心理学者レビンの
B=f(P・E)
という公式があります。
B =Behavior (人間の行動・態度)
f=function(関数)
P =Personality(個人の性格、能力)
E =Environment(環境条件)
この公式の意味は、関数「人の行動(B)」は、変数「本人の要素(P)と、環境の要素(E)」で決まる、ということです。
つまり
同じような環境にいる人たちは同じような行動をとる。
同じような性格の人たちは同じような行動をとる。
ということが言えます。
良い行動は良い環境から生まれます。
会社にとっての良い環境にできるかどうかは組織文化によって左右されます。
そのためイキイキとした企業を作るには、何らかの形で組織文化をコントロールしていくことが必要になります。しかし、組織文化を直接的にコントロールすることは不可能です。ただし、人事制度の変更などで、間接的に影響を与えることは可能です。
組織文化は急に作れるわけではありませんが少しずつでも定着した企業文化を作るようにしましょう。
面接とフォローアップ
Posted 2023年05月05日 by
面接・実習というのはお互いにストレスも時間もかかるものです。
動物病院では一般企業のようにかっちりとした面接を実施することは少ないですが、実習、面接を通して求職者の性格や人間性を分かってから採用・不採用の連絡をするところがほとんどでしょう。
今回は動物病院と求職者のより良いマッチングのための注意点を2つ紹介します。
①事前に詳しく伝える
面接や実習に関する持ち物、場所、服装などは詳しく求職者に伝えましょう。また定刻に面接を受けるためには何分前に到着すれば良いのかも記載しておくと親切です。
こうした案内をしておくことで、応募者は自信がつき、気持ちを集中させ本来の実力を発揮しやすくなります。
少し、過保護に感じる部分もあるかもしれませんが、面接や実習は応募者がしっかりと準備をして、実力を示す場ですので病院側に協力してあげると求職者にも良い印象を与えられるでしょう。
②丁寧な説明とフォローを
現在の求職者の多くは研修内容、安定、福利厚生に強い関心があります。面接時に勤務初日や1週目などの勤務スケジュールを面接の場で話しておくことで求職者の興味を引き付けることが出来ます。
また、面接後のアフターフォローも大切です。ある調査では、採用・面接プロセスの進捗について1週間以内に連絡がなければ別の就職先を検討し始めるという回答が45%だったようです。
入社してほしいと思う人材には面接後なるべく早めに案内を送っておいた方が良いでしょう。
連絡手段も様々になってきています。email、ショートメッセージ、LINEなど求職者が連絡しやすい手段を選ぶということも途中で連絡が取れなくなってしまうということが多い病院様では検討しなければならないかもしれません。
商品陳列のコツ
Posted 2023年05月05日 by
院内にフードやデンタルグッズを待合室などに陳列している病院様は多いのではないでしょうか。
商品陳列を工夫するだけで購入率が高くなる可能性があります。
今回は、コンビニエンスストアの事例を紹介します。
コンビニエンスストアの商品の配置や陳列には、様々な戦略があります。
特に、お客様が商品を探しやすく、購入しやすいようにすることが重要視されています。
また、多くのコンビニエンスストアでは最も購入率が高い飲み物のコーナーを店舗の奥に配置することが一般的です。
この戦略の最大の理由は、お客様が店内を歩き回ることで他の商品も目にするようになり、それによってお客様が目的以外の商品を購入する可能性が高まるということです。
お客様は、店内を歩いている間に必要な商品以外にも気になる商品を見つける可能性があります。
例えば、お客様が缶コーヒーを買いに来たとしても、他の商品を見ながら歩いているうちに、お菓子やアイスクリームなども見つけてしまうかもしれません。
1番購入されることが多い商品を入り口から1番遠くに配置する。これは動物病院でも活かせる戦略かもしれません
ブランディング
Posted 2023年04月13日 by
動物病院におけるブランディングとは、獣医師やスタッフ、サービスや設備、治療やケアの質など、様々な要素を組み合わせて病院の独自性や価値観を表現し、顧客にアピールすることです。
ブランディングは、動物病院が顧客に信頼され、選ばれるために不可欠な要素の一つです。
病院のロゴや看板、ホームページのデザインやコンテンツ、SNS、広告や宣伝活動など、様々な手段を使って病院のイメージを構築し飼い主様の心に残る存在になることが出来ます。
また、病院の診療方針や治療プログラム、スタッフの専門性やサービス内容、コミュニケーション能力など、非言語的な要素もブランディングに重要な役割を果たします。
飼い主様が病院に来院した際に、どのような印象を受けるかが重要であり、病院の独自性や価値観を表現することで、顧客に安心感や信頼を与えることができます。
例えば、動物病院が独自の診療方針や治療プログラムを持ち、それを顧客にわかりやすく説明することで、顧客に安心感を与え、信頼を築くことができます。これもブランディングの1つです。
さらに、ブランディングは、顧客にとっての利便性や快適性を高めることにもつながります。
予約システムや待合室の快適性、ペットホテルのサービス内容など、顧客のニーズに合わせたサービスを提供することで、顧客の満足度を高めることができます。
動物病院におけるブランディングは、病院の存在感や信頼性を高め、顧客の満足度を向上させるために欠かせないものです。
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
Posted 2023年04月13日 by
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。
この言葉は、京セラや第二電電(現KDDI)の創業者である稲盛和夫氏の言葉です。
成功するためには、楽観的な発想力を持ちながら構想を練り、しかし現実的な目線で悲観的な計画を立てることが重要です。
楽観的な発想力は、新しいアイデアを生み出すために欠かせないものです。
しかし、それだけでは十分ではありません。現実を直視し、可能なリスクや障害を想定しなければ、計画した取り組みはうまくいきません。
そこで、現実的な目線で悲観的な計画を立てることが必要になります。これによって、想定される問題に対して準備をし、リスクを最小化することができます。
計画に潜む問題点を見つけ、それに対して改善策を練ることが、プロジェクトを成功させるためには非常に重要です。
しかし、計画だけでは何も実現されません。計画を実行するためには、再び楽観的な姿勢を持つことが必要です。
困難に立ち向かい、失敗しても立ち上がり、前進していくことが求められます。成功への道は決して平坦ではなく、多くの障害が待ち受けています。しかし、楽観的な姿勢を持ち続け、挫けずに前進することが、成功につながるのです。
新たな取り組みを行う際には、構想の段階で
「時間がない」「○○がないからできない」など悲観的な意見が先行しがちです。
そこは楽観的な思考でどうすれば成功するのか考えてみましょう。
HPの上位表示を手助けするInstagramの活用方法
Posted 2023年03月24日 by
トリミングサロンではInstagramを活用していることが多いのではないでしょうか。
最近ではInstagramの画面からこんなカットにしてほしい。と言われるというトリマーの声を多く聞きます。
また、カスタマージャーニーマップというサービスを検討から購入までの流れを時間軸で考えるフレームワークでも、
多くの段階で情報を得る手段としてInstagramが考えられますのでトリミングサロンの集客においてInstagramは必要不可欠のツールになっています。
そんなInstagramですが、HPの上位表示を手助けすることも可能です。
その方法はSNSからHPへの誘導です。
instagramを見て興味を持った潜在顧客の方々は、次のステップとしてそのトリミングサロンがどんなカットを実施しているのか、どんなシャンプーを使っているのかが気になり、Instagramよりも詳しい情報が掲載されているHPを閲覧します。
その際には検索エンジンにてトリミングサロン名で検索することでしょう。
このように指名検索が増えるとサイトの評価が高まり、他の検索数の多いキーワードでも上位表示されます。
instagramを活用する際には、Instagramでの集客の他に、InstagramからHPへの誘導も検討してみてください。
カテゴリ: WEBマーケティング福永
新入社員に伝えたい3つの心構え
Posted 2023年03月24日 by
4月になると、新入社員が入社している病院様も多くあるのではないでしょうか。
繁忙期に入社してくる新入社員に一般企業並みの新人研修を実施するというのはなかなか現実的でないかと思います。
時間が取れずとも社会人として一人前になってほしいと思う場合には以下の3つの心構えを伝えてみてはいかがでしょうか。
①色々なことに興味を持つこと
例えば
・これを飼い主さんに提案したら喜んでもらえるかも!
・在庫管理でこのシステムを伝えばもっと効率的かも!
・なぜ先輩はこんな話し方をするのだろう?
というように好奇心を持って仕事にワクワクを持ち込んでもらえるための心構えです。
②物事を自分事としてとらえること
例えば、
・この企画をうまく動かすために自ら動き回る
・必要な知識をつけるために自ら情報を集める
・何か不具合が起きたら、その原因を自ら追及する
というように主体性を持って自らの責任感に基づいて、自分自身の意思で行動できるようになってもらう心構えです。
③行動する前に自分の頭で考えること
例えば、
・今やっている仕事は、何のためにやっているのだろうか
・仕事を頼んできた上司には、何が見えているのだろうか
・自分だったらどのように対処するのだろうか
というように誰かに言われたからやるのではなく、その意味を理解したうえで行動に出来るようになる心構えです。
右も左も分からない新入社員に自分で仕事を見つけてと言ってもなかなか難しいことです。
仕事が見つけられず、孤立してしまい離職に繋がるケースも多くあります。
仕事を見つけるということを嚙み砕いて説明してみてはいかがでしょうか。
新人を「見張る」「見放す」「見守る」
Posted 2023年02月24日 by
4月になると、新入社員が入っている病院が多くあるかと思います。新入社員には何かを教えるということが必須になってきますが、なかなか繁忙期の忙しい時期に新人にマンツーマンで教えるというのは難しいかもしれません。
今回は教える側の知識として「見張る」「見放す」「見守る」の違いについてお伝えいたします。
【見張る】
見張るとは注意深く目を配って監視するという意味があります。
新人教育ですと、
・ミスをしないかどうかじっと監視する
・間違ったやり方をしていたらすぐに口を出す
・ミスをしそうになったらすぐに手を出す
この3つは見張っていなければできない行為です。
新人教育においては見張っていた方がいいのではないかと考える方もいるかもしれませんが、この行為が多すぎると新人は先輩の顔色をうかがうようになり、失敗を恐れて萎縮してしまい、先輩の前ではパフォーマンスが下がってしまうということが起こってしまいます。
【見放す】
見放すとは見切りをつけて関係を断つという意味です。
新人教育ですと、
・相手が助けを求めない限り助けない
・間違ったやり方をしていても気が付かない
・新人の動きを把握していない
ある程度経験のある社員ですと、自由にのびのび出来ると良いパフォーマンスが出来るかもしれませんが、新人ですと不安を感じてしまうかもしれません。また、業務自体の安全性に問題が出てしまいます。
【見守る】
見守るとは無事であるように注意しながら見るという意味です。
新人教育ですと、
・相手が思うままに自由にやらせてみる
・口を出すべきタイミングで口を出す
・手を出すべきタイミングで手を出す
新人と見守るという関わり方が出来れば萎縮せずにのびのびと安全に業務を進めることが出来ます。
教える側としては「見張る」という行為が安心・安全ですが、新人は委縮してしまいます。逆に「見守る」という関わり方は、先輩はやや大変ですが、新人は安心してのびのびと業務を行うことが出来ます。
ケースバイケースですが、「見守る」という関わり方を意識して頂ければと思います。
Search
Categoly
Inquiry
Archive
- 2025年10月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月









無料書籍
無料メルマガ登録