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カテゴリー: 動物病院の経営

視座を高いメンバーを育てよ!!

Posted 2024年09月13日 by snc_editor

元マッキンゼーで最速のマネージャーになった加藤勇志郎氏は、組織全体の目標を作る際「3年」の全体テーマと、「1年」のテーマの目標そして、「3か月」の主要な結果を決めているそうだ。

 

しかし、加藤氏個人が決めたとしても、刻一刻と状況が変わるため設定をしても意味がなく、いかに組織全体として実現していくかがポイントになる。

 

そのため、各個人にも書かせて、全員の目標などを統合し一つの戦略ストーリーを作っているそうだ。

 

戦略ストーリーは1年に1回しか作成しないが、3ヶ月に一回は全体で意識させるという。

 

長期的な視点を持つことは、メンバー自身も視座が高くなり色々な事が見えるようになったり考えるようになるという。

もちろん、メンバーのモチベーションなど色々な事が影響を受ける事がある。
モチベーションがない子は、実行できるまで時間がかかるものであり、長い目で見る必要がある。
また、アクセルを頑張って踏もうとしている方は一緒にハンドルを握りサポートをするのが重要と加藤氏は言っている。

 

経営者やリーダーは、激務である責任重大でもある。
しかし、企業という大きな船を航海するには、メンバーが出来ない分をどうカバーするか、どうサポートするかが重要になる。

ぜひ、全体の目標を考えつつも、視座の高いメンバーを育てていってほしい

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ従業員教育

改正された景品表示法の施行がもうすぐ…

Posted 2024年09月12日 by snc_editor

改正された景品表示法の施行開始が、もうすぐ迫っている。

動物病院業界に影響を与えるものはそこまでないが、罰金が新設された事かと思う。
優良誤認表示・有利誤認表示を行った事業者に100万円以下の罰金が課せられる。

景品表示法の範囲は広告であるが、医療機関がGoogleのクチコミに関してステルスマーケティング(クチコミを装って宣伝する行為)を行った事に関して行政処分がくだった。

 

医療機関の実名含めて報道もされ消費者庁のHPにも公表された。(https://www.caa.go.jp/notice/entry/038178/)

 

その医療機関は、ワクチン接種に来院された患者に対して高評価の口コミを条件にワクチン代の割引を行っていた。

今回は改正された景品表示法の施行前だったため行政処分で留まったが、今後は罰金が課される可能性がある。

 

大手企業であれば法務担当が、各管轄の省庁や顧問弁護士に広告内容について、確認をとる事でリスクマネジメントを行っている。
知らずに獣医師法や景品表示法に違反しないよう気を付けてもらいたいと思う。

カテゴリ: SNS・LINE活用WEBマーケティングマーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

某焼肉チェーン店のキャンペーンで想う事

Posted 2024年09月05日 by snc_editor

先日、某焼肉チェーン店で「女性半額キャンペーン」を発表したところ、「男性差別だ」など批判が発生し炎上した。

ある記事によれば、様々な物に対して「女性差別だ」と批判してきた反動でもあるという見解を述べていた。

こういう批判が発生している事が世間で注目を浴びる時は、性差など差がある事を「尊重する」のではなく、「排除する」方向に向かう。

特に日本人は、差による損得があると平等を求め、排除する方向に動く。

近年、SDGSなどで「多様性を認めましょう」という中で、今回の批判は「平等を求める」という真逆の動きともいえる。

「多様性」に関して、色々意見があるが「人種や国籍、性別、年齢、障がいの有無、宗教、性的指向、価値観などに対して理解し、尊重や気遣いましょう」というのが本来の動きである。

「女性だけ得するのはおかしい。だから排除しよう」ではなく「女性だけ得する事もあってもいいよね」という理解を示す事ではないかと思う。

日本語でも「十人十色」という言葉があるように、全員が様々な色があるなかで、全員が平等になるために排除し一色にする事ではなく、十色であっても良いという時代かと思う。

某ドラックストアは、そういった多様性の時代の中で、「衛生的、清潔感がある、業務に支障がない限り」という条件はつけていますが、ピアス、ネイル、ヘアカラーなど身だしなみに対して多様性を尊重するようにした。

動物病院業界でも「多様性」が求められ、その「多様性」という言葉の意味を深く考える時代でもある。
そのためには、様々な意見や批判、議論が起こることが予想される。

今後の動きに注目していきたい

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ホテル予約サイト「Travly」の事例で思うこと

Posted 2024年09月04日 by snc_editor

海外では「Travly」というホテル予約サービスのサイトが注目されている。

 

Travlyの大きな特徴は、ホテルを使用したユーザーが投稿した動画を受け付けている事である。
一般的な情報や古い写真ではなく、現在のホテルの姿を伝えるリアリティさを追求するために動画を受け付けている。

動画を投稿したユーザーは予約した時の手数料5%は支払わるようになっている。
そして、動画は1ホテルに1つしか掲載されない。動画一つ一つに視聴時間など様々な指標を基に評価を行い、パフォーマンスが悪い動画は差し替えられるという仕組みがとられている。

 

このような仕組みは、ユーザーにとってもメリットがあり、掲載しているホテルに対しても常に予約に繋がるような最適なパフォーマンスな動画が流れるためメリットは大きい。

 

このような仕組みは、ホテルの予約サイトだけでなく、その他の業界の予約や求人サイトなどにも応用されると思う。

 

とても興味深い事例である。

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日本人は、アイデアだしの会議が苦手な民族

Posted 2024年08月29日 by snc_editor

日本人は、アイデアを出す会議が比較的苦手な民族である。
そういう事を実感する事が多々ある。

そうなってしまう理由は以下の3つである。
【理由1】強制感
会議への強制参加やなにかアイデアを出せと強制される部分があり、モチベーションが低い状態に陥らせている。

【理由2】課題への無関心
そもそも課題に対して課題を解決しようがしまいが、自分の生活に影響を受けるわけではないという意見も聞く事がある。

【理由3】否定
アイデアを出しても、否定されて何も言っても意味がないという雰囲気がある。
スタッフ同士の上下関係が強い組織でミーティングを行うと、よく見られる光景である。

 

このようにならないためには、どうしたらよいか?

それは「議論ではなく対話である」という意識を全員に持ってもらう事であると思う。
日本人は、話合いをするとマウンティングをするのか「人を言い負かさなくてはいけない」という無意識があるのか、相手の意見を否定したりする。
そして、日本人の面白いところではあるが、「対立しているのはお互いの意見であるにもかかわらず、人物同士の対立に発展する」。
「うらめしや」という言葉で代表されるように「恨み」が発生する。

アイデア出しの会議で、そういった事にならないためにどうすべきか?
それは以下の3つを意識する事だと思う。

1.自分の考えは「あくまでも叩き台」であり、意見に固執しない
2.参加者は解決するための仲間であり、そこには肩書きや序列はもち込まない
3.全員で「ひとつの答えを見つけ出すための会議」であるという意識

ぜひ、この3つを意識してもらいたい。

最近は「ギャル式ブレスト」という独自のメソッドを開発した企業(CGOドットコム)もある。
敬語は禁止し、全ての発言はタメ語で話し、5分以上の沈黙も禁止するというものである。

「ギャル式ブレスト」をそのまま導入するのは、かなり難しい部分があるかもしれないが、そのエッセンスを上手く活用してもらえればと思う。

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最近の新人教育の流れで想うこと

Posted 2024年08月05日 by snc_editor

先日、ある業界の経営者と新人教育に関して、話す機会があった。

物価上昇の関係で、原価増による利益幅の減少で給与に反映しにくくなっていると言う。
特にITや施工関係は、孫請けやひ孫請けになると、元請けなどがマージンをとっていくため、特に厳しくなっていくという。

給与が反映されない分。新人はすぐに辞めてしまうため、教育に力を入れにくくなっているそうだ。

教育は投資でもあるため、新人が辞めてしまうと、費やしたお金も時間もゼロになってしまう。
教える側にとっても。

人の病院の話ではあるが、
先日、X(旧ツィッター)では、ある中規模病院が、新人を採らない方針にしたところ、新人教育をしたくないベテランが集まり、人員が潤うようになったという投稿があった。

新人の教育を放棄して、中堅で組織を固めていくか、それとも新人の待遇面を良くしていき教育をしていくか、

様々な流れをみつつ、判断をしていきたい。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ従業員教育時流解説

頑固にならないためのヒント

Posted 2024年08月01日 by snc_editor

年をとっていくと、今まで培ってきた経験などから、他人の話を素直に聞けなかったり、こだわりを捨てられないという話も聞く。

そういった話を聞いている中で、元外資系コンサルティング会社のコンサルタントがこんな事を言っていた。

「自分の考えをしっかり持ちつつ、頑固にならないようにするには以下の3点を意識すべきである。」

【1.既成概念にとらわれず、常に自分の頭で考える事】
自分で考える事により、しっかりとした根拠を基づき、行動したり判断が可能となる。

【2.常に、何が本質であるかを考え続ける事】
本質を考える事で、洞察力を鍛え表面にとらわれず、大切な事が分かるようになる。

【3.違う意見を聞いたら、自分の考えと比較し、一度はやってみたり考えてみる事】
考えを比較したり実践してみる事で、多様な意見を持つだけでなく、何がベストであるかの引出しが拡がるチャンスになる。
※船井幸雄先生も「少しでも試してみてから判断すべき。それが素直である」と仰っている。

 

ワンマンで頑張ってきた人にとっては、どうしても他人の意見など聞きにくくなりがちである。
頭の片隅でもかまわないので、意識してみてほしい。

 

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総合病院の看護師の動きを観察して

Posted 2024年07月26日 by snc_editor

先日、総合病院の病棟で、色々観察する機会があった。

特に看護師の動きを見ていると、とても興味深い。

段取り力があると思われる看護師は、「この後、こういう処置があるから、邪魔にならないようにテーブルを移動させておこう」とか、「ストレッチャーを移動させておこう」など効率よく動けるように工夫をしていた。

また、患者様やそのご家族目線で行動している看護師は、車いすで患者様を搬送中に入院着が少し肌蹴(はだけ)ている事に気が付くと、そっと直すなどしていた。

 

ここまでのレベルに達するには、経験や意識的に細かいところを観察したり考えて行動する事の積み重ねがあったからこそだと思う。

 

カテゴリ: マーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ

広いアンテナと他業界から学ぶ姿勢

Posted 2024年07月24日 by snc_editor

成長している動物病院様の特徴の一つとして、代表者が広いアンテナを持ち好奇心旺盛な方であると感じる事が多々ある。

レストランの呼び出しボタンをヒントに、診察中に他のスタッフを呼ぶためのスイッチを診察台に置く方

TPP(徹底的にパクる)をスローガンに他業界の成功事例を真似る方

自分が患者として、クリニックに受診した際に経験したことを自院に生かす方

などいる。
常に経営課題を頭に入れつつ、何からでも学ぼうとしている姿勢から来ているのかもしれない。
普段忙しくて、他業界から学ぶという余裕がない方も多いと思う。

ヒントとして、同じ境遇で成功している他業界を探してみると良い。

実際、ウェールズ大学病院の新生児専門医は、F1チームのウィリアムズからヒントを得た。
新生児専門医はピットストップも新生児の蘇生も、限られたスペースの中でチームが素早く行動する事が求められているという点で似ていると考えた。

実際に専門医たちは、ウィリアムズのチームファクトリーを見学した後に、スタッフ同士のコミュニケーション方法やスペースの確保の仕方など工夫していった。

このように同じ境遇で成功している他業界を探してみて、ぜひ課題解決のヒントにしてもらいたい

 

 

 

 

 

 

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ問題解決

内閣府が実施した賃上げに関するアイデアコンテスト

Posted 2024年07月17日 by snc_editor

内閣府が内閣府の職員たちを対象に、賃上げに関するアイデアコンテストを実施した。

アイデアには、物流業界など業界に特化したものもあれば、「有給休暇の買取ルール」、「新たな最低賃金の改定システム」など多くの業界に関わる政策アイデアが出た。

一部メディアでは優勝したアイデアが「脱法」ではないかと報じられており、内閣府も取材に対して政策に繋がる事は考えていない旨の回答をしている。

本当に、政策に繋がらないとは限らない。

正式に政策として発表されてから対策を考えるか、コンテストで出たアイデアを基に予め対策を考えておくかで、大きく変わってくる。

今後の動向を注目しつつ、対策を考えていきたい。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説経営者目線評価制度・賃金制度構築

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