2004年から動物病院専門経営コンサルティングを開始。業界No1の経営コンサルティング実績。一般的な1人コンサルタント対応ではなく、複数名でのチームコンサルティングで動物病院経営をサポートしています。

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カテゴリー: 動物病院の経営

10人に1人が〇〇の時代 今から考えるべき…

Posted 2024年06月14日 by snc_editor

先月末、厚労省が2022年12月時点で障害児・者数は1164万6000人にのぼると発表された。
統計的に国民の約10人に1人は、障害者であるというデータだ。

精神障害は、614万3000人と全体の半数以上を占め、5年前の統計データと比べて2倍近くの増加であると言う。

今後、この数字は増えていき、動物病院の現場でも環境づくりなどの対応が、より一層求められる事が予想される。

・コミュニケーションの取り方
・適切な指導
・仕事の任せ方
・採用時のトラブル回避
など

見直しや深く考える時期が来ている。

 

 

 

 

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ採用力強化教育

国内で外国化する日本。今後は…

Posted 2024年05月23日 by snc_editor

日本の国内で外国化する傾向が進んできていると感じている。
 
ニュースでも報道されているが、北海道のニセコが外国化しておりインフレが発生している。
 
外国人があふれており、不動産は、外国人向けに買われいる。
そして、販売している商品の価格も高騰しており、一部の報道ではラーメンが1,900円で販売していると報じている。
 
また、埼玉県のある市でも外国人が増えており、差別化の話もある。
 
ある大手スーパーや自治体では、外国人対応で、多言語翻訳機であるポケトークが設置されるという事も起こっている。
 
 
今後、外国化はさらに進んでいく事が予想される。
そして、日本人の常識が、それぞれの外国人の常識に変わっていく事も予想される。
 
このような状況の中で、動物病院はどのような対応が求められていくのか。
それを考えていく事自体、まだ早いと思うかどうか…
 
今後の小さな兆候を注意してみていきたい。

カテゴリ: 佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

食品ロスの記事でみる、疑い・問う事の重要性

Posted 2024年05月21日 by snc_editor

先日、食品ロスに関する記事で、とても興味深いものがあったので共有したい。

記事のタイトルは「その食品ロスは本当に食品ロスなのか?」https://note.com/shinshinohara/n/nd38fb95513e0

 

記事の内容は、食品ロスの削減に関して学生が登壇した時の様子が書かれている。

学生は、傷がついているなど規格外のものが、農家の現場で大量に捨てられている事に対して、問題提起するものだった。
記事の著者は、学生の発表に対して、規格外の物を出荷しようとすると、かえって食品ロスが増える事を理由を含めて回答した。そして、その時の様子を振り返り、以下の3つの事を説いていた。

1.世間で流布される情報を鵜呑みにすることの危険性
2.現場を実際に見た上で、現場の人に問う事の重要性
3.現場の人に問う際に、問い方への工夫の必要性

我々コンサルタントも業務改善や効率化で、スタッフの業務を観察したりマニュアルを拝見させていただく事がある。
様々な現場を見ている分、瞬間的に無駄な手順や改善点が頭に浮かぶことがある。
スタッフにも、無駄だと思う手順について問いた上で、改善案を提案するが、
今回の記事を読んで、改めて注意が必要だと自省する機会になった。

ぜひ、経験豊富なベテランや頭が良いスタッフさんには、この記事を読んでもらいたい。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ問題解決

自己効力感を高める

Posted 2024年05月17日 by snc_editor

自己効力感を高めることは、スタッフのモチベーションを改善するために非常に重要です。

このブログでは、自己効力感はどのようすれば向上させるかについて解説します。

 

自己効力感とは何か?

自己効力感は、アルバート・バンデューラによって提唱された心理学の概念で、個人が特定の行動を実行し、望ましい結果を達成する能力があると信じる信念のことを指します。つまり、自分の力で困難に立ち向かい、成功する自信のことです。

 

自己効力感を高める方法

  1. 成功体験の提供: 小さな成功体験を積み重ねることで、スタッフは自分のスキルや能力を実感し、より大きな課題にも自信を持って臨むことができます。
  2. 代理体験: 上手くできている他人の行動を観察することで自己効力は高まります。自分とかけ離れている人よりも、類似点を持っている人の行動の方が観察対象として適している場合は多くあります。
  3. 言語的説得: 言葉による説得を反復的に用いることにより、自己効力感が高まります。繰り返し「できる」と自己暗示することも自己効力感を高めるのに非常に有効であり、また、他者から得られる励ましも効果的です。
  4. 情動喚起: 生理的な状態は効力予期に影響を与えます。人前で緊張して震えたりすると、自己効力感は下がりやすく、自律訓練法などで自分の生理状態をコントロールすることも重要です、

動物病院での自己効力感の向上は、スタッフの満足度と職場の生産性を高めることに繋がります。

 

カテゴリ: マネジメント動物病院の経営

もったいない倒産・廃業が増えていく

Posted 2024年05月10日 by snc_editor

帝国データバンクの調べによると、2023年の倒産件数は8497件との事。

倒産の理由に関して、物価高775件、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済難が651件と並んで、見逃せないのは後継者難が564件という結果である。

2019年から400後半の件数の後継者難倒産が行っており、昨年2023年が初の500件越えとなった。

代表の高齢化による病気や死亡により、事業承継が出来ないケースもあれば、後継者育成が上手くいかないことによる承継完了できないまま、事業が継続できなくなってしまったというケースもある。

また、倒産ではないが休業、廃業した企業が5万9105件にも上る。
そのうちの黒字だった企業が、半分以上の51.9%である。

後継者難による倒産などは、今後増えていく事が予想される。
今後の世の中の動きと共に注視していきたい

 

 

 

 

 

カテゴリ: マネジメント事業継承佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ

多様化する誹謗中傷とビジネスへの繋がり

Posted 2024年04月23日 by snc_editor

ネットの誹謗中傷は、クチコミサイトでの誹謗中傷、SNSの誹謗中傷などがあり、年々深刻化かつ多様化しているように感じる。
 
 
そのような状況の中で、「誹謗中傷ビジネス」というものがある。
 
このビジネスのポイントは、誹謗中傷を受けた被害者ではなく、誹謗中傷を行った加害者がメリットを受けるというものだ。ビジネスの仕組みは、誹謗中傷を受けた被害者が加害者を訴えた際、加害者はSNSで裁判に関わる費用をカンパで募るというものである。
 
その結果、賠償額よりも多くカンパを集めてしまう事で加害者にもかかわらず、収益化してしまうという変な事が発生していた。
 
 
しかし、先日、その「誹謗中傷ビジネス」に対して、一石を投じる裁判があった。
加害者側がカンパを募ったことが賠償額の増額の理由として、裁判所が高額賠償を加害者に命じる判決が出た。
 
大学教授を誹謗中傷で賠償命令 支援金のカンパは「同調者あおる」と慰謝料に算定(産経新聞)
 
 
ここ最近は、クリニックがGoogleマップの不当なクチコミに対して提訴するという事も報道された。
 
“グーグルマップの不当なクチコミ投稿で権利侵害”医師ら提訴(NHK)
 
 
誹謗中傷は、色々多様化するが、このような裁判によって色々変わってくことが予想される。
ネットの誹謗中傷は、削除されないよう巧妙な手口を使って、残るようにしたり、あわよくば収益化しようとしている。
 
今後の動きを注視していくべき事だと感じる。
 

カテゴリ: マーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

リーダーを選ぶ基準

Posted 2024年04月19日 by snc_editor

北野です。
お客様とお話ししていると、
一定規模以上の病院様では、
人事的な話題が多い。

その中でも頭を悩ませるのは、
誰を上に引き上げるか?
という物差しについてである。

年功序列、目に見える能力が優秀、
面倒見が良い、人間性など
様々な物差しがある。

そんな物差しを持つ上で、
ある書籍で紹介されていた基準が
参考になるため紹介したい。

①すぐにあきらめる
②できない言い訳をする
③危機感がない
④成果が出ない理由を外部要因にする
⑤やるべきことを「自分がやらなくていい理由」を見つけてやらない
⑥ミスをしても謝らない
⑦ミスをしても、バレないようにごまかす
⑧人が見ていないところでサボる
⑨うそをついてごまかす
⑩トラブルから逃げる

これらの要素を上が持っていると、
その素養を下も持つようになるので機能しなくなる。

もちろん全てを満たす人は少ないため、
その人の持つ一番悪い部分が、
下に影響を与える場合にどうなるか?
を判断基準にするとよいとのことである。

なかなか難しい人間性としての部分の
言語化基準である。

ぜひ参考にしていただきたい。

カテゴリ: 動物病院の経営北野教育評価制度・賃金制度構築

法規制強化の中で、徐々に増える○○薬局。

Posted 2024年04月09日 by snc_editor

ここ1,2年で処方箋なしで医薬品を購入できる零売薬局の件数が徐々に増えている。

調剤薬局が全国で6万店舗あるうちの、零売薬局は100店舗程度であるため、
まだまだ件数としては少ないが、零売薬局専用のチェーン薬局を中心に増えている。

 

厚生労働省も今年の1月に法規制を強化したが、
患者のメリットとしては、病院に行く時間がとれない場合でも購入できる点や薬によっては安く入手できる点がある。

 

一般的に、法改正や法規制など発生するときは、新しいビジネスチャンスがあると言われている。
獣医療業界への影響を踏まえてチェックしていきたい。

カテゴリ: マーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

「知る→わかる→できる」に致命的なステップ

Posted 2024年04月06日 by snc_editor

先日ある方が、学習のモデルについて興味深いことを発言していた。

「知る→わかる→できる」というプロセスは、今の時代の流れを表していると。

 

共感できる意見があると「知る」と、そのとっていた意見の事を「わかっている」ととらえ、自分の意見として発信する「できる」。

しかし、これらのステップには、ある致命的な重要なことがない。

 

それは「考える」というステップだ。

 

自分が共感できる意見をとりいれ、発信しているため感覚的であり、「考える」というステップが抜けている。

では、このようなステップで発信する時代の中で、「考える」とは何か?

 

それは、「否定する」という事だ。
人は「肯定の生き物」であるため、否定される事にストレスを感じる。

そのため、意見を否定する事に対して、反論するために初めて「考える」というステップに進むと言う。

 

獣医師は、診断や治療を考える上で、常に根拠を基に考える癖がついているが、
新卒の動物看護師の中には、まだまだ根拠を考える癖がついていない上、上記のような「考える」というステップを踏まずに過ごしてきた。

まずは、「考える」ステップを踏むために、意見を否定してみたり、根拠を求めてみて良いと思う。

カテゴリ: マネジメント佐藤動物病院の経営問題解決教育

見せ方を変えれば特徴に

Posted 2024年03月22日 by snc_editor

北野です。
怒って手が付けられない猫ちゃん、
いわゆるシャーシャー猫限定の譲渡会が、
大盛況だったという話を聞いた。

一般的には、デメリットとなるであろう、
「シャーシャー」をその子の個性として、
訴求した結果だという。

この話を聞いたスタッフさん自身も、
実はシャーシャー猫が大好きだという。
他の猫にはない魅力があるとのこと。

このように見せ方を変えれば、
デメリットも魅力に変わり、
それが好きな相手にピッタリとはまる。

また、この「シャーシャー猫」は
病院に来たくても連れてきにくい、
連れて行ける時には病気が進行しているという
問題も抱えている。

動物病院として、
こういった層にどうすれば来ていただけるか?
というアプローチ方法も検討していきたい。

カテゴリ: 動物病院の経営北野時流解説

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