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カテゴリー: マネジメント
人が増えるときに注意したいこと 社会的手抜き
Posted 2024年03月08日 by
経営者の仕事としての組織論とは
Posted 2024年02月14日 by
先日、ある方が、「経営者は、優秀だが自分の組織に不適切な人を排除しても仕事が回るようにするのが仕事」と発言していた。
世の中、多様性と呼ばれ様々な人が活躍できるチャンスがあるが、組織が突き進もうとする中で、足並みを乱してしまう人は組織が壊れる原因にもなる。
軍人が、多様な人が集まっても、しっかりと作戦を遂行できるのは、過酷な訓練という、ふるい分けにより少なくとも精神面などでクリアした人が残る。つまり、多様性が画一化に繋がり組織がまとまっていく。
優秀な方でも、足並みを乱す人は組織の死に繋がるため、作戦に参加させないか、昔であれば失脚させてしまう事もあったようだ。
ビジネスにおいては、過酷な訓練は出来ないため、理念などで組織をまとめていくしかない。
そして、業務をどんなに優秀な人でも足並みを乱す人がいる場合は、早めに代わる人を見つける、もしくは、人材を育てていく。どうしても人材育成が上手くいかない場合は、機械やシステムに頼っていくか、アウトソーシングしていくという方法がとられていく。
落ち着いた時に、ぜひ組織のバランスを振り返っていただきたいと思う。
「平等」と「公平」のあいだに
Posted 2024年02月12日 by
動物病院のスタッフ様からヒアリングをしていると、「平等」と「公平」の違いを誤解されていると感じる。
辞書などによれば、それぞれ以下である。
平等…偏りや差別がなく、みな等しい事。全員に同じものを提供する事
公平…全てのものを同じように思う事。判断や処理などが偏っていない事。全員に同じ結果を提供する事。
この違いを理解しつつ、バランスを取ることはとても難しい。
飼い主様に対しても、組織の中でリーダーが下の子達に対して扱う事も同様である。
物を分配したり、何かのサービスを提供する場合、以下の3つ原理のどれかに当たる。
1.必要原理…必要としている人に多く分配する。
2.平等原理…結果や貢献度に関わらず均等に分配する。
3.公平原理…「結果を出した」「会社に貢献した」などに多く分配する。
「えこひいき」と不満を述べる方は、どうしても2の平等原理を求める。
実際、私の前職での会社でも、従業員から「生理休暇を有給休暇にしろ」という不満が出たことがあった。
自分がコントールできない生理に対して、無給扱いになるのはおかしいというのが意見だった。
そのような不満に対して、世界的に生理休暇をどういう扱いをしているか、世間の会社はどのように対応しているかを調べて、従業員に説明した。
従業員に対して、平等に扱いたいという想いがあるが、自分の会社が世間的に公平で正しい「公正」に対応したいと感じたからである。
ぜひ、「平等」と「公平」に迷った際は、「世間一般的な対応はどうか?」「どういう風に考えて対応しているか」を考えていただきたいと思う。
AI活用による可処分時間の最大化
Posted 2024年02月10日 by
北野です。
先日来、会員様と動物病院における
AI活用のアイディアを練っている。
まずはこんなことできたらよいね!
という全体像構想からではあるが、
各パーツは揃ってきている。
全体が繋がることができれば理想ではあるが、
まずは一定部分から始めることになりそうである。
最近ディスカッションした院長とは、
院長の代わりをAIにさせようという話になった。
AI院長である。
これはどういうことかというと、
院内のあらゆるルールや判断基準は
院長の頭の中にあり、
それをAIに置き換えようというものである。
つまり、院内で最大の情報排出機関である
院長の可処分時間を最大化しようという取組である。
院長の時間が増えれば、
より多くの取組に時間を費やすことが出来る。
AI 院長の登場による院長の時間効率化から
まずは始めていきたいと思う。
社員の声を大切に-日清食品が築くオープンなコミュニケーション-
Posted 2024年01月19日 by
社内のコミュニケーションを活性化することが大切です。それによって、従業員が持つアイデアやクリエイティビティが引き出され、新しい取り組みやプロジェクトが生まれる可能性が高まります。
日清食品のカップヌードルやどん兵衛のCMを皆さん一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
中毒性のあるリズムとシュールな展開により、異例のヒットを記録している模様です。
日清食品がCMを制作するにあたり、広告会社の協力は仰ぐが丸投げはせず、宣伝部のメンバー自身が案をつくることが大きな特徴です。
また、週1回ペースで開かれる社長と宣伝部員との定例ミーティングが開かれます。驚くことに、この会議を部署問わず全社員がリアルタイムでオンライン視聴できるとのこです。総務部であったとしても生産部であったとしても、ただ業務をこなすのではなく、クリエイティビティーを大事にしています。営業部隊にとっても取引先へのアピール材料になりえたりします。
また、上層部が従業員のアイデアを真剣に受け入れ、評価する姿勢も重要です。これによって、従業員は自らのアイデアに自信を持ち、積極的に提案し続けることができます。制約や否定のない環境が整うことで、より多くの斬新なアイデアが生まれ、企業の競争力向上に繋がります。
コミュニケーションの4毒素
Posted 2024年01月17日 by
某生命保険会社の賃上げニュースで思う事
Posted 2023年12月19日 by
某生命保険会社が来年度に7%程度賃上げを検討しているというニュースがありました。
どの業界も人材不足という時代の中で、賃金面で人材の確保や維持の狙っております。
賃金に関しては、我々もスタッフさんと面談を行っていると、まず出てくる不安や不満に挙げられる事です。
なかには、「自分たちは手術や雑用など、院長と比べて沢山の業務をやっているのに、こんなに給与が低いのはおかしい」という意見の聞いたこともあります。
昨今、値上げや税金が増えているなど切迫している状況を踏まえると、そのような意見が出てくる気持ちも分からなくもありません。
ただ、私自身、そういったスタッフさんに抜けていると感じることは、「自分たちが給与をもらえる環境を作っているのは、誰か?そして、全ての責任を負っているのは、誰か?」という視点です。
動物病院を開業したり、経営する上では、お金が必要になります。
銀行から借りたお金を返済する責任は、経営者である院長ですし、仮に売上が悪くて赤字になっても、身銭を削って給与を支払うのも院長です。
世の中には、「人からお金をもらう額=責任の重さ」という考えもあります。
院長含め上に上がる人ほど、求められる結果や負っている責任はとても大きくなります。
給与アップを求めるスタッフさんには、任される責任が増えるよう、日常業務を問題なくこなすなど信頼を増やしていく事を心がけていただければと思います
「報・連・相」は古い?新たなキーワードとは
Posted 2023年12月18日 by
社会人として「報・連・相」は、どんな企業や動物病院に就職しても、口うるさく言われるほど当たり前の言葉です。
しかし、時代の流れによって、ここ数年「報・連・相」から、変わりつつあります。
もともと「報・連・相」は、組織の上下をつなぐ重要な役割をしていました。
・指示した業務がどこまで進んでいるかの把握
・物事が問題なく進めるための確認
・把握していない課題の発見
などです。
「報・連・相」は、同調圧力や集団行動を好む日本人にとっては、とても良いものでした。
しかし、一部、時代にそぐわないところが出てきました。
「報・連・相」の「相」の部分です。
相談は大事ですが、自分で解決策などを考えず指示待ち人間が増える、新しいアイデアが生まれないという点です。
この傾向は、特にトップダウンを行っているところが強くなります。
また、組織の人数が増えていくほど院長やリーダーへの負担が大きくなります。
そういった事を防ぐため、数年前から「かくれんぼう(確・連・報)」へ変わりつつあります。
「こういう問題が発生しました。解決するために、こういう事をしたいと思いますが、よろしいですか」という「確認」に対して、院長やリーダーが判断する。
これにより、スタッフ一人一人の自分たちで解決策を考える事を促すようにしていく事が出来ます。
指示待ち人間が多くて困るが、相談なく勝手にやられても困るという動物病院様は、少しやり方を「かくれんぼう」に変えてみてください。
組織の成長を目の当たりにする
Posted 2023年12月15日 by
北野です。
先日、会員様の2023年の振返り全体MTGに参加させていただいた。
毎年5~8程度のチームを組成し、
そのチームが年間を通じて各種実行をしていく。
この体制になって数年が経過するが、
毎年、取組の精度が高まっている。
もちろんすべての取組が上手くいうわけではないが、
全員が確実に成長を重ねている。
この病院様がこういった成果をだしている理由を
個人的に考えてみたので共有したい。
(1)具体性の明示
大規模病院様ではあるが、
院長先生が非常に細やかに現場を見ておられる。
そして院長先生の頭の中には、
何らかの「具体的な絵」が出来上がっているため、
具体的なアドバイスが可能となっている。
院長の常に情報収集&勉強を重ねられているお姿には、
常々感銘を受けている。
(2)PDCAのC
何かの企画を行った場合は、
やりっ放しになることが多い。
しかし、この病院様では、
毎年必ず数字に基づく振り返りを行っている。
そのため、次のアクションに向けて、
・何が上手くいったか
・何が上手くいかなかったか
を強制的にでも考える環境が用意されている。
(3)忍耐&継続性
取組の中には5年程継続して、
大きな成果が出始めたというものもある。
短期の結果で判断せずに、
長期的視点を持って取り組むという重要性を
改めて感じている。
(4)若手抜擢
この病院様は優秀だなと感じる方が多いが、
全員が最初から今の実力を発揮しているわけではない。
大きく成長された背景には、
若手時からの抜擢があると感じている。
磨けば光る素材であっても、
磨くチャンスを与えないと、光ることはない。
そしてチャンスは全員に与えられる。
そして、経営陣はそのチャンスを忍耐を持って支え、
任された若手はストレスを克服しながら取り組む。
この両輪を回し続けた結果が大きな成長となっている。
(5)成長の姿を見せる
このMTGは全従業員が参加して、
各チームの担当者が全員の前で報告する。
こういった場で、同僚や先輩後輩の成長ぶりを目の当たりにすることで、
良い刺激の場になっているのでは?と感じている。
・自分もああなりたい
・自分も認められたい
そう感じた次の世代は、
自身に与えられたチャンスを
とても有意義に過ごせるだろう。
毎年、参加させていただいているが、
いつも良い病院様だなと感じている。
全ては難しいと思うが、ぜひ1つでも取り組んでいいただきたい。
BGMの活用
Posted 2023年12月14日 by
BGM(Background Music)は、ある空間や活動の背景で流れる音楽のことを指します。BGMは様々な場面で利用され、その効果は状況や目的によって異なります。BGMの一般的な効果をいくつか挙げてみます。
-
リラックス効果:BGMが穏やかでリラックス感のあるものであれば、リラックス効果をもたらします。これは、待ち時間の短縮や緊張感の軽減に寄与します。
-
集中力向上:作業や勉強などの集中が必要な場面で適切なBGMを選ぶことで、集中力が向上することがあります。特に、無言のBGMやクラシック音楽が有効です。
-
雰囲気づくり:BGMは空間の雰囲気づくりに大きく寄与します。例えば、レストランやカフェでは、BGMがその場の雰囲気を演出し、お客さんに居心地の良さを感じさせます。
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感情の引き立て:BGMは感情を引き立てる役割も果たします。映画やテレビドラマ、広告などで使われるBGMは、視聴者の感情に共感を呼び起こす効果があります。
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待ち時間の軽減:待ち時間がある場面(例:病院、オフィスの待合室)でBGMを流すことで、患者や来客の待ち時間がより快適に感じられ、ストレスの軽減に繋がります。
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商品やサービスの印象向上:店舗や企業が特定のBGMを採用することで、ブランドイメージや商品の印象を向上させることがあります。BGMは顧客とのコミュニケーションの一環として活用されることがあります。
-
効率向上:作業環境で適切なBGMを使用することで、作業効率が向上することがあります。特に単調な作業において、音楽がモチベーションを高めることがあります。
動物病院でのBGMの活用としては
・待合室でのリラックス効果
・診察終了後の閉め作業に時間がかかってしまっているのであればアップテンポのBGMをかけることで残業時間の削減
が考えられます。
ただし、BGMの選択や音量、種類は状況や個々の好みによって異なるため、注意が必要です。
感受性の異なる人が同じ空間でBGMを聴く場合には、配慮が必要です。
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