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カテゴリー: マーケティング
「飼い主様のため」ではなく「飼い主様目線」
Posted 2024年08月14日 by
日本セブンイレブンの創業者である鈴木敏文氏も言っている事ではあるが、ビジネスは「お客様のために」でやると失敗し、「お客様の立場」で考えることが重要である。
セブンイレブンでも「ざるそばのつゆ」でこのようなエピソードがあった。
関東では濃いつゆで麺を軽くつけて食べるのに対して、関西では薄いつゆにしっかりくぐらせて食べる。
セブンイレブンは、関東に本部を置いてるため関東流のつゆが「理想型」であり、これが「お客様のため」と思い込みがあったそうだ。
そのため、関西での売上が伸びなくても、「関西では、ざるそばは人気がない」と決めつけていた。
しかし、「お客様の立場」で考えた場合、つゆを地域が求める様に変更するという事が一番良いという事が分かる。実際に、「関西地方限定」として販売した結果、販売数が全国平均を超えたそうだ。
このように、「お客様のために」で考えると、どうしても「お客様は○○と思っているに違いない」や「お客様は〇〇を望んでいる」と自分の価値観や正論を押し付けてしまうなど、自分が中心となった考え方になってしまう。
一方、「お客様の立場」で考えると、客観的な視点になり「お客様が望むものは何か?」また「お客様にとって、馴染みがあるものは何か?」など色々分かってくる。
ぜひキャンペーンなど考える際は、少し意識してもらいたい
ホームページへのオリジナル画像の重要性
Posted 2024年08月13日 by
総合病院の看護師の動きを観察して
Posted 2024年07月26日 by
先日、総合病院の病棟で、色々観察する機会があった。
特に看護師の動きを見ていると、とても興味深い。
段取り力があると思われる看護師は、「この後、こういう処置があるから、邪魔にならないようにテーブルを移動させておこう」とか、「ストレッチャーを移動させておこう」など効率よく動けるように工夫をしていた。
また、患者様やそのご家族目線で行動している看護師は、車いすで患者様を搬送中に入院着が少し肌蹴(はだけ)ている事に気が付くと、そっと直すなどしていた。
ここまでのレベルに達するには、経験や意識的に細かいところを観察したり考えて行動する事の積み重ねがあったからこそだと思う。
ある飲食店のスペースの有効活用
Posted 2024年07月01日 by
先日、ある飲食店の経営者と話す機会があった。
飲食店業界も人材不足であり、採用には苦戦をしていると聞く。
特にコロナの時は、客足が遠のき苦悩な時期を過ごしたとの事。
そういった事もあり、一部のテナントをシェアキッチンへ切り替えたり、レンタルスペースとして貸し出す事にしたとの事。
シェアキッチンに関しては、数年前からメディアに話題になっていたが、思った以上に利用者が多く、人件費を抑えつつ多くの利益を上げることに繋がったようだ。
スマートロックなどがあるため、自身も店舗に行かずに、利用者に鍵を渡すことができるため、とても楽になったと聞く。
弊社が顧問をしている動物病院様でも、空き時間などで待合室を貸出するなど行っているところもある。
空き時間、空きスペースの有効活用をぜひ検討してもらいたい。
投資先化する日本
Posted 2024年06月17日 by
先日、ニセコが日本でありながら、海外の人たちに不動産が購入されているなど記事にしたが、近年、中国企業が日本への進出などが激化している。
SHEINやTEMUなどのECサイト、「原神」のmiHoYo、「荒野行動」のネットイースなどゲーム市場など
中国企業が日本で売上を上げている。
さらには、日本人の丁寧さや技術力の高さ、さらには人件費が本土と変わらないという事から、日本に工場を構える中国企業もある。
そして、噂レベルではあるが、中国の富裕層がビジネスとして寺院などの宗教法人の買収を行うという事も多々発生していると聞く。
今後の日本は、どのようになっていくのか
その動きは、様々な出来事に兆候が見えてくる。その兆候を見逃さないようアンテナを広げていきたい。
多様化する誹謗中傷とビジネスへの繋がり
Posted 2024年04月23日 by
法規制強化の中で、徐々に増える○○薬局。
Posted 2024年04月09日 by
ここ1,2年で処方箋なしで医薬品を購入できる零売薬局の件数が徐々に増えている。
調剤薬局が全国で6万店舗あるうちの、零売薬局は100店舗程度であるため、
まだまだ件数としては少ないが、零売薬局専用のチェーン薬局を中心に増えている。
厚生労働省も今年の1月に法規制を強化したが、
患者のメリットとしては、病院に行く時間がとれない場合でも購入できる点や薬によっては安く入手できる点がある。
一般的に、法改正や法規制など発生するときは、新しいビジネスチャンスがあると言われている。
獣医療業界への影響を踏まえてチェックしていきたい。
テクニックは正しく使う
Posted 2024年04月05日 by
北野です。
心理学的効果を活かした手法に
ザイオンス効果というものがある。
これは、何度も接触を繰り返すことで興味や好意を持つようになる、
という心理学的効果である。
顧客との情報発信の重要性で語られることが多い。
できる限り短期間に接触することや、効果のある接触回数には限りがあるなど、
様々な使い方があるのだが、意外と知られていないことの1つに、
ネガティブな状態を持ち直す方法では無い、ということである。
ネガティブな状態で繰り返し接触されると当然印象が良くなることはなく、
さらにネガティブな状態にしかならない。
ザイオンス効果が最も効果を発揮するのは、
「好きでも嫌いでもないフラットな状態」であるという。
ザイオンス効果を期待する場面は、
DMやニュースレターなどの情報発信であろう。
しばらく来ていない飼い主様にも情報を届け再来院を狙っていく。
しかし、ザイオンス効果を狙うならば、
どこかで上限を切らないと、
ネガティブな状況にしかならず、
負が負を呼ぶことにもなりかねない。
よく知られた方法であるため、
適切に使用しないと正しい効果が出ることはない。
伝える相手をしっかりと見据えた情報発信をしていただきたい。
自身の過去の発言や投稿にご注意を
Posted 2024年03月08日 by
先日、ある動物病院のスタッフ様から、個人情報の特定が怖いと相談されることがあった。
ホームページのスタッフ紹介が掲載されていると、学歴とか調べられるのが怖いという話だった。
学歴・経験などは、動物病院業界だけでなく様々な業界・業種で、お客様などに調べられる物なので、学歴など気にされるようであれば、負けないように実績を作るしかないものである。
一方で、気を付けていただきたい事としてはSNSなどでの過去の発言などである。
前職で、著名人、投資家、起業家と新たに関わる際、自身の関係者やビジネスへの悪影響を防ぐために、簡単ではあるが、身辺調査などをしていたが、過去のSNSでの発言を見つけて驚くことがある。
よくマスコミやネット界隈では、政治家の過去の発言を取り上げて、攻撃や揚げ足取りをすることがあるが、一般の方も例外ではないと感じる。
著名人と比べて、目立たなかったり、ハンドルネームを使用しているなどで、ほぼほぼ特定が出来ないが、ふとした瞬間に特定が出来てしまう事がある。
ネット界隈では、「黒歴史」や「デジタルタトゥー」とも呼ばれたりするが、SNSやブログなどネットでの過去(特に学生時代)の発言や投稿には気を付けていただきたいと思う。
ターゲットの不安・不満を解消だけではダメ
Posted 2024年03月06日 by
消費者に刺さるキーワードを考える際、ターゲットの不安・不満の分析そして考察が重要だと実感する。
例えば、食器洗浄機が誕生した当初、一番のターゲットは主婦であるため、主婦が抱える不満の「家事」が楽になることをPRにして宣伝をしていたそうだ。
しかし、結果はふるわなかった。
そこでメーカーは、ターゲットの主婦の日常生活を徹底的にリサーチしたところ、ある潜在意識が分かった。
それは「主婦は家事をしっかりやるべき」という意識だ。
当時、主婦同士、姑含め家族から「家事を楽する=家事の手を抜く」という見られ方があった。
そのため、家事の負担を家電で解消する事に、主婦は罪悪感を感じさせてしまい、購入の障壁になっていた。
そこで、メーカーは「家事を楽する」という罪悪感に対して、「家族(特に子供)と一緒にいられる時間を増やしませんか」というキャッチフレーズを打ち出し、購入を後押しした結果、売れるようになった。
マーケティングの世界には、消費者に購入してもらう際、購入するための理由づけが重要とも言われている。
昨今、生活に使えるお金が少なくなってきた時代であるため、「安い商品があるのに、こんなに高額なお金を支払ったのか」という罪悪感が生まれやすくなっている。
だからこそ、そのような罪悪感を無くすために、商品やサービスへの後押しが重要となる。
例えば、ドラックストアなどでオムツ商品をみていると、少し高めのものは「蒸れにくく、肌に優しい」など赤ちゃんにとって、メリットがあることをPRしていた。
おそらく「オムツへの投資=赤ちゃんへの愛情」という風に転換するようにして後押ししていると思われる。
ぜひ、商品やサービスのPRする際は、ターゲットが抱える不安・不満を解消するキーワードを考えるとともに、解消する事で発生する罪悪感などの感情を考え、購入を後押しするキャッチコピーを考えてみてほしい。
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