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カテゴリー: 動物病院の経営
日本人は、アイデアだしの会議が苦手な民族
Posted 2024年08月29日 by
日本人は、アイデアを出す会議が比較的苦手な民族である。
そういう事を実感する事が多々ある。
そうなってしまう理由は以下の3つである。
【理由1】強制感
会議への強制参加やなにかアイデアを出せと強制される部分があり、モチベーションが低い状態に陥らせている。
【理由2】課題への無関心
そもそも課題に対して課題を解決しようがしまいが、自分の生活に影響を受けるわけではないという意見も聞く事がある。
【理由3】否定
アイデアを出しても、否定されて何も言っても意味がないという雰囲気がある。
スタッフ同士の上下関係が強い組織でミーティングを行うと、よく見られる光景である。
このようにならないためには、どうしたらよいか?
それは「議論ではなく対話である」という意識を全員に持ってもらう事であると思う。
日本人は、話合いをするとマウンティングをするのか「人を言い負かさなくてはいけない」という無意識があるのか、相手の意見を否定したりする。
そして、日本人の面白いところではあるが、「対立しているのはお互いの意見であるにもかかわらず、人物同士の対立に発展する」。
「うらめしや」という言葉で代表されるように「恨み」が発生する。
アイデア出しの会議で、そういった事にならないためにどうすべきか?
それは以下の3つを意識する事だと思う。
1.自分の考えは「あくまでも叩き台」であり、意見に固執しない
2.参加者は解決するための仲間であり、そこには肩書きや序列はもち込まない
3.全員で「ひとつの答えを見つけ出すための会議」であるという意識
ぜひ、この3つを意識してもらいたい。
最近は「ギャル式ブレスト」という独自のメソッドを開発した企業(CGOドットコム)もある。
敬語は禁止し、全ての発言はタメ語で話し、5分以上の沈黙も禁止するというものである。
「ギャル式ブレスト」をそのまま導入するのは、かなり難しい部分があるかもしれないが、そのエッセンスを上手く活用してもらえればと思う。
最近の新人教育の流れで想うこと
Posted 2024年08月05日 by
先日、ある業界の経営者と新人教育に関して、話す機会があった。
物価上昇の関係で、原価増による利益幅の減少で給与に反映しにくくなっていると言う。
特にITや施工関係は、孫請けやひ孫請けになると、元請けなどがマージンをとっていくため、特に厳しくなっていくという。
給与が反映されない分。新人はすぐに辞めてしまうため、教育に力を入れにくくなっているそうだ。
教育は投資でもあるため、新人が辞めてしまうと、費やしたお金も時間もゼロになってしまう。
教える側にとっても。
人の病院の話ではあるが、
先日、X(旧ツィッター)では、ある中規模病院が、新人を採らない方針にしたところ、新人教育をしたくないベテランが集まり、人員が潤うようになったという投稿があった。
新人の教育を放棄して、中堅で組織を固めていくか、それとも新人の待遇面を良くしていき教育をしていくか、
様々な流れをみつつ、判断をしていきたい。
頑固にならないためのヒント
Posted 2024年08月01日 by
年をとっていくと、今まで培ってきた経験などから、他人の話を素直に聞けなかったり、こだわりを捨てられないという話も聞く。
そういった話を聞いている中で、元外資系コンサルティング会社のコンサルタントがこんな事を言っていた。
「自分の考えをしっかり持ちつつ、頑固にならないようにするには以下の3点を意識すべきである。」
【1.既成概念にとらわれず、常に自分の頭で考える事】
自分で考える事により、しっかりとした根拠を基づき、行動したり判断が可能となる。
【2.常に、何が本質であるかを考え続ける事】
本質を考える事で、洞察力を鍛え表面にとらわれず、大切な事が分かるようになる。
【3.違う意見を聞いたら、自分の考えと比較し、一度はやってみたり考えてみる事】
考えを比較したり実践してみる事で、多様な意見を持つだけでなく、何がベストであるかの引出しが拡がるチャンスになる。
※船井幸雄先生も「少しでも試してみてから判断すべき。それが素直である」と仰っている。
ワンマンで頑張ってきた人にとっては、どうしても他人の意見など聞きにくくなりがちである。
頭の片隅でもかまわないので、意識してみてほしい。
総合病院の看護師の動きを観察して
Posted 2024年07月26日 by
先日、総合病院の病棟で、色々観察する機会があった。
特に看護師の動きを見ていると、とても興味深い。
段取り力があると思われる看護師は、「この後、こういう処置があるから、邪魔にならないようにテーブルを移動させておこう」とか、「ストレッチャーを移動させておこう」など効率よく動けるように工夫をしていた。
また、患者様やそのご家族目線で行動している看護師は、車いすで患者様を搬送中に入院着が少し肌蹴(はだけ)ている事に気が付くと、そっと直すなどしていた。
ここまでのレベルに達するには、経験や意識的に細かいところを観察したり考えて行動する事の積み重ねがあったからこそだと思う。
広いアンテナと他業界から学ぶ姿勢
Posted 2024年07月24日 by
成長している動物病院様の特徴の一つとして、代表者が広いアンテナを持ち好奇心旺盛な方であると感じる事が多々ある。
レストランの呼び出しボタンをヒントに、診察中に他のスタッフを呼ぶためのスイッチを診察台に置く方
TPP(徹底的にパクる)をスローガンに他業界の成功事例を真似る方
自分が患者として、クリニックに受診した際に経験したことを自院に生かす方
などいる。
常に経営課題を頭に入れつつ、何からでも学ぼうとしている姿勢から来ているのかもしれない。
普段忙しくて、他業界から学ぶという余裕がない方も多いと思う。
ヒントとして、同じ境遇で成功している他業界を探してみると良い。
実際、ウェールズ大学病院の新生児専門医は、F1チームのウィリアムズからヒントを得た。
新生児専門医はピットストップも新生児の蘇生も、限られたスペースの中でチームが素早く行動する事が求められているという点で似ていると考えた。
実際に専門医たちは、ウィリアムズのチームファクトリーを見学した後に、スタッフ同士のコミュニケーション方法やスペースの確保の仕方など工夫していった。
このように同じ境遇で成功している他業界を探してみて、ぜひ課題解決のヒントにしてもらいたい
内閣府が実施した賃上げに関するアイデアコンテスト
Posted 2024年07月17日 by
内閣府が内閣府の職員たちを対象に、賃上げに関するアイデアコンテストを実施した。
アイデアには、物流業界など業界に特化したものもあれば、「有給休暇の買取ルール」、「新たな最低賃金の改定システム」など多くの業界に関わる政策アイデアが出た。
一部メディアでは優勝したアイデアが「脱法」ではないかと報じられており、内閣府も取材に対して政策に繋がる事は考えていない旨の回答をしている。
本当に、政策に繋がらないとは限らない。
正式に政策として発表されてから対策を考えるか、コンテストで出たアイデアを基に予め対策を考えておくかで、大きく変わってくる。
今後の動向を注目しつつ、対策を考えていきたい。
ある進学校のV字回復の事例から
Posted 2024年07月03日 by
茨城県立古河第三高校という学校はご存知だろうか?
元々は「古河に普通科の進学校を」という事で作られた学校で、
しかし、合格者が減少し10人を切るという時期があった。
理由は、校風の履き違えだった。
「自由な校風」という伝統を履き違え規律を無視し、
特に高校生という周りに流されやすい子達であるため、
そういった教師たちが徹底して行った事は生徒指導の強化だった、
力で押させつけることは可能ではあるが、学生に高校生活を送るうえで何が大切で、自分はどうしていきたいかを考える高校生になってほしいという想いがあった。
根気強く指導した結果、学生の生活意識も変わり、遅刻する学生は減っていった。
当然、国公立大学の合格者数も増えていった。
茨城県立古河第三高校の事例から、規律の乱れの小さな種を摘むこと、そして問題行動を起こす人と向き合い意識を変える事が重要だと感じた。
実際問題、同じようなことをしようとすると難しい話ではあるが…その難題をどうクリアしていくかが経営者としての力の見せどころかもしれない。
ある飲食店のスペースの有効活用
Posted 2024年07月01日 by
先日、ある飲食店の経営者と話す機会があった。
飲食店業界も人材不足であり、採用には苦戦をしていると聞く。
特にコロナの時は、客足が遠のき苦悩な時期を過ごしたとの事。
そういった事もあり、一部のテナントをシェアキッチンへ切り替えたり、レンタルスペースとして貸し出す事にしたとの事。
シェアキッチンに関しては、数年前からメディアに話題になっていたが、思った以上に利用者が多く、人件費を抑えつつ多くの利益を上げることに繋がったようだ。
スマートロックなどがあるため、自身も店舗に行かずに、利用者に鍵を渡すことができるため、とても楽になったと聞く。
弊社が顧問をしている動物病院様でも、空き時間などで待合室を貸出するなど行っているところもある。
空き時間、空きスペースの有効活用をぜひ検討してもらいたい。
診療予約キャンセル30%削減のシステム
Posted 2024年06月26日 by
イギリスでは、AIツールを使って診療予約キャンセルを30%削減に成功したようだ。
Deep Medical社(https://www.deep-medical.ai/)のAIシステムは、天候や交通状況、職業など情報を基にキャンセル率を予測するものである。
日中に休暇がとれにくい患者には、予約のとれやすい時間帯や週末などを提案もでき、さらにはキャンセル率が高い患者に対しては、リマインドのメッセージも送るようになっている。
日本でも、同じようなシステムが実現される事が予想される。
AIは、色々な分野で活躍し、めざましい進化を遂げている。
今後の動きに注目していきたい
ハッシュタグ検索の開始
Posted 2024年06月21日 by
先日、Googleが「ハッシュタグ検索」のサービス開始を発表した。
これにより、SNS投稿に対するSEO対策の影響が大きくなっていく事が予想される。
ハッシュタグの数、記事の投稿日、投稿されているSNSの種類など検索順位を評価する基準は、多々ある事が予想される。
これから様々なSEO対策業者が、レポートを発表してくるだろう。
チェックしていき、動物病院のSEO対策として活かしていきたい。
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