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カテゴリー: 動物病院の経営
総合病院の看護師の動きを観察して
Posted 2024年07月26日 by
先日、総合病院の病棟で、色々観察する機会があった。
特に看護師の動きを見ていると、とても興味深い。
段取り力があると思われる看護師は、「この後、こういう処置があるから、邪魔にならないようにテーブルを移動させておこう」とか、「ストレッチャーを移動させておこう」など効率よく動けるように工夫をしていた。
また、患者様やそのご家族目線で行動している看護師は、車いすで患者様を搬送中に入院着が少し肌蹴(はだけ)ている事に気が付くと、そっと直すなどしていた。
ここまでのレベルに達するには、経験や意識的に細かいところを観察したり考えて行動する事の積み重ねがあったからこそだと思う。
広いアンテナと他業界から学ぶ姿勢
Posted 2024年07月24日 by
成長している動物病院様の特徴の一つとして、代表者が広いアンテナを持ち好奇心旺盛な方であると感じる事が多々ある。
レストランの呼び出しボタンをヒントに、診察中に他のスタッフを呼ぶためのスイッチを診察台に置く方
TPP(徹底的にパクる)をスローガンに他業界の成功事例を真似る方
自分が患者として、クリニックに受診した際に経験したことを自院に生かす方
などいる。
常に経営課題を頭に入れつつ、何からでも学ぼうとしている姿勢から来ているのかもしれない。
普段忙しくて、他業界から学ぶという余裕がない方も多いと思う。
ヒントとして、同じ境遇で成功している他業界を探してみると良い。
実際、ウェールズ大学病院の新生児専門医は、F1チームのウィリアムズからヒントを得た。
新生児専門医はピットストップも新生児の蘇生も、限られたスペースの中でチームが素早く行動する事が求められているという点で似ていると考えた。
実際に専門医たちは、ウィリアムズのチームファクトリーを見学した後に、スタッフ同士のコミュニケーション方法やスペースの確保の仕方など工夫していった。
このように同じ境遇で成功している他業界を探してみて、ぜひ課題解決のヒントにしてもらいたい
内閣府が実施した賃上げに関するアイデアコンテスト
Posted 2024年07月17日 by
内閣府が内閣府の職員たちを対象に、賃上げに関するアイデアコンテストを実施した。
アイデアには、物流業界など業界に特化したものもあれば、「有給休暇の買取ルール」、「新たな最低賃金の改定システム」など多くの業界に関わる政策アイデアが出た。
一部メディアでは優勝したアイデアが「脱法」ではないかと報じられており、内閣府も取材に対して政策に繋がる事は考えていない旨の回答をしている。
本当に、政策に繋がらないとは限らない。
正式に政策として発表されてから対策を考えるか、コンテストで出たアイデアを基に予め対策を考えておくかで、大きく変わってくる。
今後の動向を注目しつつ、対策を考えていきたい。
ある進学校のV字回復の事例から
Posted 2024年07月03日 by
茨城県立古河第三高校という学校はご存知だろうか?
元々は「古河に普通科の進学校を」という事で作られた学校で、
しかし、合格者が減少し10人を切るという時期があった。
理由は、校風の履き違えだった。
「自由な校風」という伝統を履き違え規律を無視し、
特に高校生という周りに流されやすい子達であるため、
そういった教師たちが徹底して行った事は生徒指導の強化だった、
力で押させつけることは可能ではあるが、学生に高校生活を送るうえで何が大切で、自分はどうしていきたいかを考える高校生になってほしいという想いがあった。
根気強く指導した結果、学生の生活意識も変わり、遅刻する学生は減っていった。
当然、国公立大学の合格者数も増えていった。
茨城県立古河第三高校の事例から、規律の乱れの小さな種を摘むこと、そして問題行動を起こす人と向き合い意識を変える事が重要だと感じた。
実際問題、同じようなことをしようとすると難しい話ではあるが…その難題をどうクリアしていくかが経営者としての力の見せどころかもしれない。
ある飲食店のスペースの有効活用
Posted 2024年07月01日 by
先日、ある飲食店の経営者と話す機会があった。
飲食店業界も人材不足であり、採用には苦戦をしていると聞く。
特にコロナの時は、客足が遠のき苦悩な時期を過ごしたとの事。
そういった事もあり、一部のテナントをシェアキッチンへ切り替えたり、レンタルスペースとして貸し出す事にしたとの事。
シェアキッチンに関しては、数年前からメディアに話題になっていたが、思った以上に利用者が多く、人件費を抑えつつ多くの利益を上げることに繋がったようだ。
スマートロックなどがあるため、自身も店舗に行かずに、利用者に鍵を渡すことができるため、とても楽になったと聞く。
弊社が顧問をしている動物病院様でも、空き時間などで待合室を貸出するなど行っているところもある。
空き時間、空きスペースの有効活用をぜひ検討してもらいたい。
診療予約キャンセル30%削減のシステム
Posted 2024年06月26日 by
イギリスでは、AIツールを使って診療予約キャンセルを30%削減に成功したようだ。
Deep Medical社(https://www.deep-medical.ai/)のAIシステムは、天候や交通状況、職業など情報を基にキャンセル率を予測するものである。
日中に休暇がとれにくい患者には、予約のとれやすい時間帯や週末などを提案もでき、さらにはキャンセル率が高い患者に対しては、リマインドのメッセージも送るようになっている。
日本でも、同じようなシステムが実現される事が予想される。
AIは、色々な分野で活躍し、めざましい進化を遂げている。
今後の動きに注目していきたい
ハッシュタグ検索の開始
Posted 2024年06月21日 by
先日、Googleが「ハッシュタグ検索」のサービス開始を発表した。
これにより、SNS投稿に対するSEO対策の影響が大きくなっていく事が予想される。
ハッシュタグの数、記事の投稿日、投稿されているSNSの種類など検索順位を評価する基準は、多々ある事が予想される。
これから様々なSEO対策業者が、レポートを発表してくるだろう。
チェックしていき、動物病院のSEO対策として活かしていきたい。
10人に1人が〇〇の時代 今から考えるべき…
Posted 2024年06月14日 by
国内で外国化する日本。今後は…
Posted 2024年05月23日 by
食品ロスの記事でみる、疑い・問う事の重要性
Posted 2024年05月21日 by
先日、食品ロスに関する記事で、とても興味深いものがあったので共有したい。
記事のタイトルは「その食品ロスは本当に食品ロスなのか?」https://note.com/shinshinohara/n/nd38fb95513e0
記事の内容は、食品ロスの削減に関して学生が登壇した時の様子が書かれている。
学生は、傷がついているなど規格外のものが、農家の現場で大量に捨てられている事に対して、問題提起するものだった。
記事の著者は、学生の発表に対して、規格外の物を出荷しようとすると、かえって食品ロスが増える事を理由を含めて回答した。そして、その時の様子を振り返り、以下の3つの事を説いていた。
1.世間で流布される情報を鵜呑みにすることの危険性
2.現場を実際に見た上で、現場の人に問う事の重要性
3.現場の人に問う際に、問い方への工夫の必要性
我々コンサルタントも業務改善や効率化で、スタッフの業務を観察したりマニュアルを拝見させていただく事がある。
様々な現場を見ている分、瞬間的に無駄な手順や改善点が頭に浮かぶことがある。
スタッフにも、無駄だと思う手順について問いた上で、改善案を提案するが、
今回の記事を読んで、改めて注意が必要だと自省する機会になった。
ぜひ、経験豊富なベテランや頭が良いスタッフさんには、この記事を読んでもらいたい。
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