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カテゴリー: マネジメント
三流は頑張り、二流は目標を追い求め 一流は…
Posted 2025年10月16日 by
先日、プロアスリートの心構えについて聞く機会があった。
その中で、目標の危険性について触れられていた。
以前、ブログにて「『作業』と『業務』の違い」について書かせていただいたが、
「目標を目的になる危険性である」の事である。
スポーツの世界では、ハードな練習メニューがある。
素振り1000回など多々あるだろう。
その際、プロアスリートはメニューをこなす事が目的にならないように気を付けているという。
ハードな練習メニューを行う目的は「試合に勝つため」であり、練習をこなす事ではない。
そのため、プロのアスリートは、目的(「なぜ、それをするのか?」という根本的な理由や意義)を突き詰めつつ、目標(目的を達成するための具体的な到達点や行動指針)をしっかり考えるという。
目的が「試合に勝つため」であるからこそ、練習の気分が乗らなかったり調子が悪い時は、思い切ってオフにするという。
調子が悪い時に無理して練習して、悪い癖を体に染み込ませないためだ。
同様な事はビジネスの世界でも言える。
「売上」という目標がある。
そのために営業であれば、何度もロールプレイングをしたりする。
しかし、ロールプレイングをやっているうちに、やった事に満足し実践されないというケースもあり得る話でもある。
また、「売上」を達成するという意識が強くなりすぎ、強引な営業をかけてしまい、売上は達成したが、顧客満足度を下げるという本末転倒な事が起こりえる。
一流は、目的の合成性を徹底的に追求していくものである。
日本生まれの赤ちゃんの内3%が外国人という事実
Posted 2025年10月15日 by
スタッフ面談で思う事
Posted 2025年10月07日 by
年末になり、スタッフ一人一人と面談を行う動物病院が増える時期かと思う。
そういった面談の時に、よく聞く悩みが「スタッフが心を開いてくれない」とか「面談をしてみたが成果がでない」である。
行った面談について、リーダー側とスタッフ側の両方にヒアリングしてみると、原因は以下の2点がある。
1.面談の場で教えようとする
2.聞き上手になりきれていない
1に関しては、スタッフから悩みや意見を言うと、その悩みの解決方法を話してしまったり、意見に対して反論をしてしまうというケースである。面談を行う側は立場上、スタッフの悩みを解決しなくてはと思って話してしまうのである。
これをやってしまうと、スタッフ側は話を聞いてもらえない悩みを分かってもらえないと思ってしまい、面談が不完全に終わってしまう。そのため、まずは聞く姿勢が重要である。
2に関しては、聞き上手になるための環境づくりや行動に問題がある。
例えば、面談が長引いて時間を気にする仕草を見せたり、疲労感を見せたり、スタッフの意見に対して行動をしないという事がある。
スタッフからすれば、話を切り上げたいという風に見えたり、悩みなどを打ち明けても意味がないという風にとられてしまう。
面談を行う院長、マネージャー、リーダーは忙しいという事はスタッフも分かっているが、上記のような姿勢や行動を示してしまうと、スタッフ側としては心を開く事を拒んでしまうようになる。
まだ面談をされていない方は、気を付けていただき面談の時間が無駄にならないようにしてもらえればと思う。
大人と子供とで異なるブレインストーミング
Posted 2025年09月15日 by
先日、小学生とある企画に関する打合せを行った。
小学生が主役であり、自分達で自由に意見を出すという事でブレインストーミングを行い、大人との違いに興味深い事があった。
冒頭「意見を自由に出してよい」と言っても、大人と同様に意見は出なかった。
これは、打合せの初めの意見を出す事は、控えめな日本人という性格的にも難しく、予想が付いていた。
そこで大人側で、過去の例を写真や動画など見せたり、アイデアの種を出したところ、色々と意見やアイデアが出てくるようになった。
これは大人の打合せでも起こりえる事ではある。司会役が意見などを出しやすいよう誘導すると出てくるものである。
しかし、大人との違いは「突拍子もないアイデアがポンポン出てきた事」である。
誰かひとりが突拍子もないアイデアがでると、刺激されて妄想など膨らみどんどん連鎖反応が起きアイデアが出てきた。
更に興味深かったことは、その突拍子もないアイデアに関して、ちゃんと実現させる方法まで出てきた。
突拍子もないアイデアの張本人が、「現実的には難しい」と思って恥ずかしそうに言った意見に対して、他の子達が実現方法を考えていた。
大人の場合、羞恥心や自分が実現方法を言わないといけないという義務感から、突拍子もないアイデアが出ない事があるが、子供は簡単に大人が感じる壁を越えていった。
そういったアイデアの連鎖が起きた結果、アイデア出しだけで2時間を予定していたが、1時間でアイデアがまとまり、予定の2時間後には実現案までまとまってしまった。
私も含め、他に参加していた大人も子供達の凄さに驚きだった。
「子供には様々な可能性がある」という言葉があるが、現代の様々な問題さえも解決するアイデアが出てくるのではないかと想った出来事である。
注目を浴びる「リベンジ退職」
Posted 2025年09月11日 by
昨今、メディアで「リベンジ退職」が報道されて注目を浴びている。
リベンジ退職とは、退職者が会社を辞める際に報復する行為を指す。
一般企業の例ではあるが
・退職時に引き継ぎをしない
・繁忙期に退職する
・内部情報を暴露する
・業務データを削除する
・退職時に不満や悪口を社内メール等で一斉送信する
などある。
これらの行為は昔からあった事ではある。
ソフトエンジニアが退職する際、コンピューターウィルスを社内業務のシステムに仕込んでおくというケースがあった。
退職日もしくは退職して数年後に、コンピューターウィルスが起動し、データを削除するというものである。
これらリベンジ退職の一部の行為に関して、損害賠償の訴えが行われ裁判所も賠償命令をくだしたケースもある。
※NHK「退職時のファイル削除で利益侵害 日亜化学元従業員に賠償命令」
※GIGAZINE「腹を立てたソフトウェア開発者が会社のシステムの「キルスイッチ」を押して有罪判決を受ける」
今回メディアで報道された事を考えると、退職代行など色々退職者の行動が目立ち始めてきたことにより、退職者への注意喚起であったり、企業側にも予防策を啓発するものと思う。
私自身も前の会社で、弁護士の協力の元でリベンジ退職の予防策を講じていた。
行っていたビジネスが、新商品や新規事業など機密情報を取り扱っていたためである。
動物病院の現場では、一般企業のように業務データを削除するなどはないだろうが、SNSで悪口を書いてイメージダウンを行うなどある。
ぜひ、予防策を行ってほしい。
「AIによる雇用破壊」で考える事
Posted 2025年09月05日 by
ここ最近、Microsoft社やスタンフォード大、マッキンゼーなど様々な機関が「AIによる雇用破壊」に関する調査結果を論文などで発表している。
それら発表内容をみると以下のとおりかと思う。
1.肉体労働よりも頭脳労働が比較的AIに奪われやすい
2.ルーチンワーク業務が多いものは影響が大きい
3.ベテランよりも若手への影響が大きい
どれもSF小説などで描かれてる内容から、想像できた内容である。
獣医療においては、レントゲンなど画像データ、血液検査の数値データ、更には膨大な論文データなどから診断の補助であったり、手術を自動的に行うなどが予想される。
しかし、AIはあくまでも補助的な役割であり、最上級の獣医師のクローンとまで呼べるほどの診断力を持てるかもしれないが、決して獣医師が奪われることはないと思う。
生命の活動は、複雑なシグナル伝達で起こっている。
遺伝子レベル、細胞レベルでは複雑なシグナルが絡み合っており、未知の部分が多々ある。
シグナル伝達の研究の論文や学会発表されるたびに、複雑さから生命の進化を感じさせられ、AIがそういった未知の経路を発見し正確な診断や治療ができることはなかなか難しい事が予想される。
今後のAIの進化を楽しみつつ、獣医療(とくに現場)への効果的な共生を考え提案していきたい。
スタッフが「任されてよかった」と感じる仕事の頼み方
Posted 2025年09月01日 by
スタッフに仕事を任せることは、組織の成長や人材育成に欠かせない大切な役割です。
しかし、任せ方を誤るとスタッフのやる気を奪い、信頼関係の悪化につながってしまいます。
では、スタッフが「任されてよかった」と感じるためには、どのような頼み方をすれば良いのでしょうか。
【スタッフが嫌がる3つの頼み方】
①相手の忙しさや業務量を無視して頼んでくる
②不安を訴えても「大丈夫!やってみないと!」と取り合わない
③せっかく任せたのに、いちいち口を出してくる
こうした頼み方はスタッフのやる気を削ぎ、関係性の悪化にもつながります。では、どうすれば「任されてよかった」と思ってもらえるのでしょうか。
仕事を任せる前に注意しなければならないところをまとめました。
・リスクを考慮する
ミスが起きた時に飼い主様や病院に大きな影響がある業務は慎重に判断する。
・進捗確認を組み込む
「頼んだら任せっぱなし」ではなく、途中で区切りをつくって確認する。
例:「半分できたら一度見せて」「1時間作業したら報告して」
・権限を考慮する
ルールの範囲内で任せることが大前提。
任せる側も心構えを変えなければなりません。
・嫌な顔をされても当たり前
自分でやった方が早いと考えるのではなく、任せることで組織が強くなると捉える。
・信頼して口出ししすぎない
進捗を把握することと、最低限の注意点を伝えることにとどめる。
任せられる側の業務量を考える
・時間外勤務が多いスタッフに新しい業務を追加しない。
・難易度の高い業務を抱えている人にはルーティン業務を渡すなどバランスを取る。
・締め切りが多い人に新しい業務を渡すとリスクが高まるため避ける。
スタッフに嫌な顔をされない頼み方のポイントは、
・任せる前にリスク・権限・進捗確認をチェックする
・任せる側が覚悟と信頼を持つ
・任せられる側の業務量・難易度・締め切りを考慮する
「任せること」は育成であり、組織を強くする最も大切な投資です。任せ方ひとつでスタッフのやる気は大きく変わります。
更に求められるサービスに対するリスク管理
Posted 2025年08月29日 by
先日、タクシーに乗った際、ドライバーとタクシーの配車や利用者の民度についてお聞きする機会があった。
皆様もアプリで配車出来るタクシーがなかなか見つからない時があるだろう。
花火大会。コンサートなどイベントの時などで、タクシーが見つからないことはある。
しかし、配車出来るほど空車のタクシーがあっても配車がうまく行かない時はある。
それはタクシーのドライバーがアプリからの配車を受けないようにしている時があるという。
これは決して、ドライバーの怠慢とかが原因ではない。
原因は、利用者のキャンセル多発ということらしい。
中小M&A市場改革プラン
Posted 2025年08月20日 by
今月の初め中小企業庁は、中小企業のM&Aを促すため、「中小M&A市場改革プラン」を公表した。
プランの中で記載があったが、黒字でも休廃業・解散した企業が減少傾向にあるが、いまだに約5割程度ある状況である。
この中には、黒字であっても後継者が不在であったため、休廃業せざる負えなかった企業が含まれる。
また、M&A支援機関の増加する一方で、質が不十分という声がある事も書かれていた。
そういった質の向上のため、事業承継・引継ぎ支援センターの強化やスキームの検討、仲介手数料の在り方の検討など書かれていた。
今後、M&Aは激化していくことが予想されるが、同行を見守っていきたいと思います。
参照:中小企業庁「中小M&A市場改革プラン」
科学的に証明された「手書き」がもたらす3つの効能
Posted 2025年08月05日 by
鳴り止まない電話、ひっきりなしの来院受付、そしてPCでのカルテ入力…。気がつけば、1日の大半をデジタル画面の前で過ごしている、という方も多いのではないでしょうか。もちろん、電子カルテや各種ツールは今や診療に欠かせないものです。しかし、効率化を求める一方で、どこか思考がまとまらなかったり、スタッフとの些細なすれ違いに悩んだりすることはありませんか?
実はその解決のヒントが、最もアナログな行為である「手書き」にあるかもしれません。今回は、科学的にも証明されている「手書きの効能」を、動物病院の日常業務に当てはめながらご紹介します。
効能1:学習効率が劇的にアップ!
新しい治療法や薬の知識を学ぶため、学会やオンラインセミナーに参加する機会も多いことでしょう。その時、ノートPCでメモを取っていませんか?もちろんタイピングは速くて便利です。しかし、記憶の定着という点では、手書きに軍配が上がります。
ノルウェー科学技術大学の研究では、学生に手書きとタイピングをしてもらい脳波を測定したところ、手書きをしている時は脳全体が活性化するのに対し、タイピングで活性化する領域ははるかに小さかった、という結果が出ています。これは、手書きが単なる作業ではなく、ペンを握り、紙に押し当て、文字の形を思い出しながら書くという、複数の感覚を使う複雑な知的活動だからです。
PCでのメモは、話された言葉をそのまま打ち込む「書き写す」作業になりがちです。しかし手書きの場合、話すスピードに追いつけないため、自然と自分の頭で情報を要約し、重要なポイントを整理しようとします。この「まとめる作業」こそが、知識を単なる情報ではなく、使える知恵として脳に刻み込む鍵なのです。
≪こんなシーンで≫
- セミナーの内容を、ただ書き写すのではなく、簡単な図や矢印を交えて手書きでメモする。
- 院内勉強会で、教わったことをA4一枚に手書きでまとめてみる。
後から見返した時、PCの無機質な文字よりも、自分の手で書いた文字や図の方が、その時の思考やひらめきまで鮮明に思い出させてくれるはずです。
効能2:思考が整理され、良いアイデアが生まれる
「新しい集患施策を考えたい」
「院内の業務フローを改善したい」
院長先生やリーダーの立場にある方は、常にこうした課題と向き合っていることでしょう。しかし、PCの前で唸っていても、メールやチャットの通知に邪魔されて、なかなか集中できないものです。一方で、手書きのノートは、インターネットにつながっていません。だからこそ、誰にも邪魔されず、自分自身と深く対話できます。
頭の中のモヤモヤを、まずは紙に書き出してみませんか?「手書き」の"遅さ"や"制限"が、逆に思考を深めてくれます。一つひとつの言葉を選びながら書くことで、本当に大切なことが見えてくるのです。
≪こんなシーンで≫
- 来年の病院の目標やビジョンを、誰にも見せないノートに自由に書き出してみる。
- スタッフ教育や業務改善について、マインドマップを使って手書きでアイデアを広げてみる。
- 朝礼前の5分間、今日やるべきこと(To-Doリスト)を手書きで書き出し、頭を整理する。
効能3:温かみが伝わり、コミュニケーションが円滑になる
動物病院の仕事は、医療技術だけでなく、コミュニケーションが非常に重要です。飼い主様へのインフォームド・コンセント、そしてチームで動くスタッフ間の連携。ここでも手書きが力を発揮します。
対飼い主様:安心感と理解を深める
手術や病状の説明をする際、PC画面のデータを見せるだけでなく、簡単な体の図やイラストを手書きで描きながら説明するだけで、飼い主様の理解度は格段に上がります。一生懸命に書いて説明する姿は、言葉以上に「この先生はしっかり向き合ってくれている」という安心感と信頼感につながります。
対スタッフ:チームの結束力を高める
忙しい業務の中では、つい指示や連絡もデジタルで効率的に済ませがちです。しかし、そんな時代だからこそ、手書きのひと言が心に響きます。
- 後輩スタッフの頑張りを労う「〇〇さん、いつもありがとう!」と書いた小さな付箋。
- 院長からスタッフへ、今月の目標達成を祝う手書きのメッセージカード。
たったこれだけで、職場の空気は温かくなり、「また明日も頑張ろう」という気持ちが生まれます。これは、どんな高価な福利厚生にも勝る、最高のチームビルディングかもしれません。
今から、ペンとノートを用意しませんか?
デジタル化が進む現代において、手書きは一見、非効率で時代遅れに見えるかもしれません。しかし、手書きの時間は、脳を活性化させ、思考を深め、人の心を繋ぐ「創造的な時間」です。
命と向き合うストレスの多い現場だからこそ、一日の終わりに5分、今日感じたことをノートに書き出すだけでも、心が整理される「精神的な治癒効果」があることも分かっています。
明日から、お気に入りのペンと小さなノートを白衣やスクラブのポケットに忍ばせてみませんか?その小さな一歩が、先生ご自身、そして病院全体を、より良い方向へ導いてくれるはずです。
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