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カテゴリー: マーケティング

拡大するVibe Marketing

Posted 2026年02月03日 by snc_editor

近年、Vibe Marketingと呼ばれるマーケティング手法が拡大している。

Vibe Marketingとは、製品やサービスの「機能」や「スペック」を売り込むのではなく、それらが醸し出す「雰囲気(Vibe/Mood)」や「世界観」を共有し、感情的なつながりを生み出す手法である。

 

某ノーコーディング(プログラムを必要としないアプリ開発)のサービス会社は、CMで誰でもアプリを作れる事を示すために、年配の男女が業務効率アプリを開発しているというストーリーを出した。

 

また、少し前から話題になったAMSR(聴覚や視覚への刺激により心地よさを生み出す動画)も、咀嚼音などからその食品の旨さなどを発信している。

※私個人としては、30年くらい前に放送されていたお茶漬けのCM「ただいまお茶漬け中」が該当するように思う。

 

動物病院でもVibe Marketingが色々な場面で使える。
過去に行われたものとしては、「手術の麻酔をかける際、必ず抱っこして行う」というスタッフの写真を含めてHPに掲載したものがある。
これにより、飼い主様に手術の不安感を安心感を変える事に成功した。

 

今後、Vibe Marketingが色々な例で出てくるだろう。
上手く取り入れていきたい。

カテゴリ: Vibe MarketingWEBマーケティングマーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

「タイパ」と「トキ消費」の二極化が顕著に

Posted 2026年01月23日 by snc_editor

昨年、弊社の藤原がブログで「様々な業種でファストパスの導入が一般化してきている」と報じた。

 

先日、私が受診したクリニックでも「ファストパス」が導入されていた。
ファストパスポスター

クリニックの場所柄、ビジネスマンや旅行者の受診が多く、移動などに時間に追われているため、ファストパスが求められるのかと想像する。

 

現代の日本人は、「タイパ」と「トキ消費」の二極化が顕著になってきている。

失敗や自分にとって価値がない時間に対しては、シビアなタイパが重視されるに対して、自分が本当に価値があると感じたものには、惜しみなく時間を使う「トキ消費」。

対極する「タイパ」と「トキ消費」を上手く獣医療のサービスに落とし込む事がポイントになる時代である。

カテゴリ: マーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

常識の真逆をいく新たなマーケット

Posted 2026年01月22日 by snc_editor

「Liquid Death(リキッド・デス=液体の死)」という商品は、ご存知だろうか?

 

商品名から激辛ソースの商品と想像するかもしれないが、実はこの商品は

 

 

ミネラルウォーター

 

である。

 

商品のHPを見ていただくと分かるが、見た目はビール缶でヘビメタのデザインではあるが、中身は完全なミネラルウォーターである。

「ミネラルウォーター」というと、「健康」、「大自然」というイメージが強い。
実際、ポスター、CMなどの広告思い出していただくと、「大自然の湧き水」であったり、「モデル」、「ヨガ」など明るいイメージがある。

 

しかし、「Liquid Death」は、「デス」と代表されるように、真逆な方向に商品をブランディングしているため、とても興味深い。
従来、ヘビメタなどのライブ会場やパーティなどでは、ビールやウォッカなどヘビーなアルコールが合う雰囲気があった。しかし、この商品によりミネラルウォーターを飲んでも「かっこ悪くない」という新しい価値を創造した。

新たなマーケットを創造するために、常識を疑ったり、真逆なものを組み合わせる、とても興味深い事例と言える。

 

「Liquid Death」の商品ページはこちら

カテゴリ: マーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

「今」を一緒に過ごしたいというニーズ

Posted 2026年01月09日 by snc_editor

先日、SNSで「愛犬と結婚式を挙げた」という投稿を目にしました。
一見すると特別で珍しい選択に見えますが、その理由はただ「可愛い」からではありません。
人が本当に求めている、「後悔しない時間」「思い出を形に残す価値」が、そこに映っていたからです。

一緒にいられる時間が限られていると分かっているからこそ、「いつか」ではなく「今」やりたいことを選ぶ。
この行動は決して突飛なものではなく、人の意思決定としてとても自然なものです。

結婚式という“人間にとって当たり前の行事”を、愛犬との時間に置き換えただけとも言えます。
そう考えると、私たちがこれまで人間向けだと思っていた行事やイベントの中にも、「今を愛犬と過ごしたい」というニーズに転用できるものが、まだ数多く残っているのではないでしょうか。

マーケティングの視点で見ると、ここに重要なヒントがあります。
顧客はサービスそのものを選んでいるのではなく、自分の人生や価値観に合う形で、意味づけできるかどうかを選んでいます。
だからこそ、既存の枠に収まらない選択でも、強い共感を生むのです。

動物病院の現場でも同じです。
検査や治療という機能ではなく、「やっておいてよかった」「これで後悔しない」そう感じられる体験が、選ばれる理由になります。
人間の行事と同じように、節目や記念をどう捉え、どう形にするかは、マーケティングの大きなヒントになります。

マーケティングとは、新しい需要を無理に作ることではありません。
すでに存在している感情に気づき、言葉にし、形にすること。
愛犬との結婚式という選択は、その感情の強さを、私たちに分かりやすく示してくれています。

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イマーシブ・フォート東京の営業終了から

Posted 2025年12月26日 by snc_editor

イマーシブ・フォート東京が来年2月で営業終了する事が発表された。

運営している刀社に関しては、今年4月に「マーケターがプロの経営者になれるのか」というタイトルで書かせていただいたが、風当りが厳しくなる事が予想される。

 

今年開園したジャングリアに関しても、グーグルの口コミの消失や施設やオペレーションに関する悪評などネガティブな事が広まっていった。

 

この苦境の中で、いかにV字回復をさせるか、刀社の手腕に注目を浴びている。

 

限られた予算の中で、いかにブランディングをし、競合からシェアを勝ち取れるか?

自分だったら、どう立て直しをするだろうかと考えながら、刀社の活躍を注目していきたい。

カテゴリ: マーケティングマネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説経営者目線

愛玩動物看護師のありかたを考える時

Posted 2025年12月24日 by snc_editor

先日、令和7年度第2回獣医事審議会免許部会・中央環境審議会動物愛護部会愛玩動物看護師小委員会(合同会合)が実施された。

 

愛玩動物看護師の在り方について話された。
詳細は「新たな国家資格としての愛玩動物看護師のあり方に関する検討報告書」に書かれているが、様々な事が書かれている。

・診療補助者としての業務
・チーム獣医療としての役割
・愛玩動物看護師の生涯教育(教育環境や専門認定)
など

今後、愛玩動物看護師の地位は高められ、おのずと賃金への反映や業務の多様化が起こりえる。

今年7月におこなれた第1回の委員会の会合でも訪問動物看護について話されていた。
飼い主様が高齢になり、来院が難しくなってきたためである。

今後、愛玩動物看護師の活用が動物病院の経営に影響を与えてくるように感じる。

 

カテゴリ: マーケティングマネジメント佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ従業員教育時流解説

「ハビトゥス」を理解する事

Posted 2025年12月19日 by snc_editor

フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提唱したものに、「ハビトゥス(habitus)」という概念がある。

 

「ハビトゥス」とは、その人の考え方や行動、言動などの大元になる要素みたいなものである。

 

書籍などでは、上流階級と庶民階級の行動の違いが例として挙げられる。

例えば、レストランでフォークを落とした場合であれば、

庶民階級は、フォークを自分で拾うだろう
一方、上流階級は手を上げて、給仕に新しいフォークを用意してもらうだろう。

この違いは、その人が生まれてから、今までの経験や知識、さらには周りの環境などが影響している。

コミュニケーションが上手な人は、無意識に相手の「ハビトゥス」を理解した上で接しているように感じる。

簡単な例でいれば、健康診断のコースを勧める際や治療法を提案する際は、その飼い主様の経済面、動物に対する愛情度合いなど様々なところから、最適と思われるものを考えて話している。

 

「ハビトゥス」を理解する事は、顧客理解に繋がり、マーケティングにおいても重要な要素である。

 

ぜひ「ハビトゥス」を意識してほしいと思う。

カテゴリ: WEB マーケティングコミュニケーションマーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

リファラルマーケティング

Posted 2025年12月15日 by snc_editor

北野です。

最新セミナーでも紹介しましたが、今後の動物病院におけるマーケティングで重要だと考えているのが、「リファラルマーケティング(紹介マーケティング)」です。新規獲得策が難しくなっている背景を踏まえて、“信頼できる人からの紹介”というシンプルで強力な行動誘導が、大きな成果をもたらすと考えて活かす。

リファラルマーケティングと連なる考え方に、特にサービスの成長段階を表す「AARRR(アー)モデル」というものがあります。このモデルは、Acquisition(獲得)→Activation(活性化)→Retention(継続)→Referral(紹介)→Revenue(収益)という5段階で構成されています。

つまり、リファラルが実現しているということは、サービスや商品がすでに「顧客に支持されている状態」に達していることを意味します。そして、紹介が起これば、収益化(Revenue)という最終段階への移行もスムーズになります。

リファラルマーケティングの本質は、関係者すべてが“得をする”仕組みにあります。紹介をする側、紹介される側、そして病院側の三者がWin-Win-Winになることが重要です。

紹介者にとってのメリットは多岐にわたります。まず、自身が選んだ商品を人に紹介し、その人が喜んでくれることで自己肯定感や満足感が高まるという点。そして、紹介される側との関係性も深まります。インセンティブ(特典)を紹介者とゲストの双方に提供すれば、紹介のハードルもぐっと下がります。

ゲスト側にも明確なメリットがあります。信頼している知人からの具体的な体験談が得られ、選択への不安が軽減されるからです。さらに、紹介経由の限定特典があれば、「せっかくなら紹介から」という気持ちも自然と生まれます。

リファラルマーケティングにはいくつかの型がありますが、代表的なものにインセンティブ式とアンバサダー式があります。

インセンティブ式は、紹介者とゲストの双方に特典を提供するもっともポピュラーな方法です。特に、紹介者がユーザー本人である場合に強力な効果を発揮します。「紹介者:1000円分のポイント」「ゲスト:初回購入10%オフ」のような形で、紹介の動機を明確にすることがポイントです。

一方、アンバサダー式は、紹介実績のある顧客を「ブランドの応援団」として公式に任命し、継続的に紹介活動を依頼する方法です。報酬としては、限定イベント招待や新商品の先行体験、称号の付与など「名誉性」に訴える形が効果的です。ときには、アンバサダー同士がコミュニティを形成し、新たな紹介の連鎖を生むこともあります。ネスレの「ネスカフェアンバサダー制度」などはこの好例です。

「1:5の法則」「5:25の法則」に象徴されるように、新規顧客の獲得には既存顧客の維持に比べてはるかにコストがかかります。だからこそ、既存顧客との関係を深め、信頼関係の中から紹介が生まれる仕組みを整えることが、長期的な成長戦略として最も健全です。

リファラルマーケティングとは、単なる「紹介キャンペーン」ではなく、顧客との関係性を軸にした“信頼の延長線上にある取組”です。これからの時代、顧客が顧客を連れてくる仕組みを整えることがの成長力を左右する鍵となっていくと考えています。

カテゴリ: マーケティング動物病院の経営北野

見えないものを見ようとして

Posted 2025年12月11日 by snc_editor

先日、動画クリエイターの対談動画を見た。

 

その中で、「見えない指標の大切さ」について話していた事が興味深い。

 

動画の世界には、視聴回数、視聴時間、コメント数、問い合わせ数など見える数字がある。

それら数字から、動画としての価値や宣伝効果など踏み込んだ数字がでてくる。

 

しかし、その動画クリエイターはその先の見えない数字や評価を予想したり、追うべきであると話していた。

 

例えば、視聴者の期待値の変化、ターゲットとしているユーザーの心理的変化、長期的なマーケティング結果への影響などがあたる。

 

これは動物病院でも言える事でもある、飼い主様からの期待の変化、飼い主様やスタッフの行動変化、長期的な来院などへの影響などである。

これらは、日々の診察の様子や複数のデータから分析しないと導けないものである。

バタフライエフェクトではないが、小さいな変化に気が付いていきたい

カテゴリ: WEB マーケティングマーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ時流解説

スタッフの強みを引き出す小さなヒント

Posted 2025年11月28日 by snc_editor

スタッフや飼い主さんと接するとき、無意識に受け取られる印象を理解しておくと、コミュニケーションがぐっとスムーズになります。その手助けになるのが相貌心理学です。顔立ちや表情の特徴から、どのように見られやすいかを統計的に読み解く心理学で、スタッフの評価やチーム理解のための補助的なツールとして使えます。型にはめるものではなく、あくまで判断の参考です。

顔立ちによって受け取られやすい印象は違います。シャープな顔立ちは知的な印象を与えやすく、ふっくらした顔立ちは親しみやすい印象を与えやすい。こうした傾向を理解することで、接し方や指示の出し方を工夫し、評価や信頼関係をスムーズにすることができます。また、トラブルやクレーム対応の際も「こういう印象があるかも」と一呼吸置くだけで、対応の幅が広がります。

私たちの仕事でも同じです。日々の小さな声かけややり取りが、チームや患者様の行動に影響を与えます。相貌心理学はその補助ツールの一つに過ぎませんが、ちょっとした気づきや配慮が、信頼関係を深め、コミュニケーションをスムーズにするきっかけになります。小さな工夫がスタッフや患者様との関係をより良いものに変えるのです。

顔や表情はチーム理解のヒント。経営者はそれを使ってスタッフの強みを引き出し、信頼関係を育てることができます。あくまで補助ツールとして活用し、現場での判断や対応を支える知識として持っておくと、より安心で柔軟なチーム運営が可能になります。

カテゴリ: マーケティング動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ

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