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株式会社サスティナ

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広報型採用システム

Posted 2022年05月16日 by snc_editor

北野です。

 

採用において重要になるポイントの1つに広報があると考えている。

 

先日の採用セミナーでもお伝えしたが、学生インタビューを振り返ってみると、コロナの影響もあってか受動的になってる風潮がある。

 

「募集をしているか分からない」、「実習を断られたらどうしよう」、「自分に合う病院だろうか」など現地に行ってから判断するよりも、事前情報の取得に余念が無い。

 

これはマインドの変化というよりも、コロナによって「院内で感染者が出たから実習が急遽キャンセルになった」、「学校から県外移動を禁じられた」などの体験をしている学生が想像以上に多いことが要因となっている。

 

また、なんの接点もない病院にアプローチするというのもなかなか考えにくいだろう。

 

新卒学生であっても人材紹介を利用するというのも頷ける。希望条件を言えば自分に合った病院を提案してくれるし、言いにくいことも聞いてくれる。

 

時間のコスパがよいということにもなるだろう。

 

ただし、人材紹介には病院側が費用がかかることも分かっており、できるなら利用せずにいきたい。。。という声もある。

 

これらを踏まえていくと、病院側がどう情報を出していくかということが解決策になっていきそうである。どんな病院か、どんな人がいるか、どんな雰囲気か、広報的な視点で情報を出し続けていく。

 

情報はストックされるため、この先数年にわたって活用していくことができる。

 

より効果的に活用するには、学生に見に来てもらうプル型媒体と届けるプッシュ型媒体の2つを用意して使い分けを行うことである。

 

採用に力を入れる場合は候補的視点を取り入れていただきたい。

カテゴリ: 北野採用力強化

風通しの良い職場

Posted 2022年05月09日 by snc_editor

子供の頃、学校では当たり前だった体育座りが体に悪影響だというニュースがありました。

世界でも日本でしか見られない珍しい座り方で、内臓を圧迫し、座骨の痛みが出るなど体には悪影響が多いという指摘があるそうです。

 

どんな分野でもそうですが、昔の定説や当たり前が覆ることは多々あり、獣医両業界でもそうなのかと思います。

 

先日、クライアントの院長先生とお話ししていた時に、手術時の剃毛の仕方が以前と変わり、国試でも出題されたことがあるというお話でした。

 

若い獣医さんは知っていて、逆にベテランの獣医さんが知らない知識というのは意外と多いのかもしれません。

 

部下や後輩が新しく、正しい情報を発信できる風通しの良い職場、そして発信した情報に対して柔軟に受け入れられる職場を目指していきたいものです。

カテゴリ: 従業員教育黒澤

消費者ニーズと企業メリットを考慮した小売り戦略「ホビス」

Posted 2022年05月09日 by snc_editor

「ボピス(BOPIS)」を導入する企業が増えてきているそうです。

「ボピス」とは「Buy Online Pick-up In Store」の頭文字を取ったもので、Eコマースで購入した商品を店頭で受け取るサービスです。

 

コロナ禍による外出自粛が続き、オンライン経由の売り上げは伸長している一方で、運用コストや物流コストも増加し企業にとって大きな負担になっています。

 

店頭で商品を引き渡すことができれば、運用コストや物流コストをカットすることができ、来店ついでにほかの商品を購入してもらえる機会も増えています。

購入者にとっても送料の負担がなく、学校や会社など外出ついでに受け取ることができるなどメリットもあります。

 

ちなみに、「ワークマン」ではEコマースの購入者の65%が店頭での受け取りサービスを選択しており、店頭受け取りのニーズが高いそうです。

 

動物病院業界でも、フード宅配など来院不要の宅配サービスを導入している動物病院様が増えています。

中には、在庫管理の手間や期限切れによるロスを無くすため、店頭販売をやめている病院様もあります。

 

ただ、企業側にとっても消費者にとってもメリットがあるボピスが注目されている流れを考えると、フードなどの店頭販売には一定数の需要があると感じます。

カテゴリ: 飼主様満足度向上黒澤

ご意見とクレーム

Posted 2022年05月06日 by snc_editor

北野です。

 

先日会員様でクレーム対応についての相談があった。詳細は差し控えるが、動物病院様ならどこもが経験するような内容である。

 

そのため、対応自体は問題なく進んでいくが、どこまで対応すべきかということが課題となる。問題について訴えている飼い主様の声を「ご意見」と受け取るか「クレーム」と受け取るか、対応の線引きをどこで区切るか?を決めておく必要がある。

 

お客様は神様ですのように考えて、対応の線引きを越え続けてしまうと、不均衡がうまれて「前は対応してくれた」、「あの人はよくて何故私はダメなのか」というような負のスパイラルに陥る。

 

こういったことを防ぐためには、ルール設計と線引きの2つが必要となる。

 

飼い主様からお声が出るということは、何らかのルール設計上の不備がある可能性が大きく、その改善に全力を注がなければならない。

 

お声への対応に振り回されて終わりではなく、その改善に時間と労力をかける必要がある。ルール整備に自信が持てるようになると、「ご意見」と「クレーム」の線引きも行いやすくなる。

 

またクレームにははっきりと「No」を言えるようにもなる。ルール設計にしっかりと目を向けて時間をかけていただきたい。

カテゴリ: 北野経営計画策定

2022年5月4日ブログ

Posted 2022年05月04日 by f-snc_admin

5027回 猫、エキゾチックセミナー
先日、ブログでも書いたが弊社マネージャー黒澤が、『猫とエキゾチックを大切にしている動物病院のための絆パーパス経営』を初執筆した。
それに伴い、来月に猫とエキゾチックをテーマとしたセミナーを開催する。
伸びているものなど、ツキのあるものに付き合い業績を伸ばすツキの原理という原則論がある。
コロナ禍においても頭数を伸ばしている猫やエキゾチックは、このツキの原理に当てはまる。
是非、来月のセミナーを聴講していただきたい。
カテゴリ: 動物病院の経営

カテゴリ: 動物病院の経営

自由と規律

Posted 2022年04月29日 by snc_editor

北野です。

 

組織運営を行う際に、どこまで任せてどこから指示するかの線引きを考えることがある。

 

管理し過ぎると自主性がなくなるし、無管理だと好き勝手がまかり通ることになる。

 

概ね新卒だと入社歴が3年を過ぎた頃、中途だと1年を過ぎた頃から職場や業務に慣れてきて自己判断を行うことが増えてくる。

 

組織の方針やルールに基づいた自己判断は歓迎されるが、そうでない場合には周囲への悪影響となることがある。

 

やっかいなのは、間違った自己判断をしているにも関わらずそれに気付いていない人である。さらに、自分ができる人間だと勘違いして自己判断しているような、ある意味で自己陶酔している人すらいる。

 

こうなるとやっかいで、本人の中の間違った正義をどう矯正していくかを考えないといけない。矯正できない場合には切除するしか方法がなくなってしまう。

 

こうならないようにするためにも、自由と規律のバランスを考えておく必要がある。また、自己判断が許される存在なのか否か、各人に理解させておくことも必要だろう。

 

規律を守れるからこそ自由が与えられる。

 

規律が最初、自由が次である。

 

この順番だけは理解しておきたい。

カテゴリ: 北野従業員教育

組織の役割分担と業務を改善

Posted 2022年04月22日 by snc_editor

規模の小さな組織ほど
業務(役割)分担は緊急課題です。

 

営業会社において
業務の効率化は経営の生命線となります。

 

中小企業にとって現有資産である
人材を有効活用するためには業務の改善は必須です。

 

「適材適所」という言葉があるが、
小さな組織には当てはまらないでしょう。

 

ですから、役割分担が必要なのです。 

 

役割分担は業務自体をルーチンワーク化し、
誰に代わってもできることを目指します。

 

言い換えれば、業務をシンプルにし、
ルーチンワーク化することで
組織を収益に直結した業務に集中させることを目的とします。

 

組織における役割分担とは「人に仕事を付ける」から
『仕事に人を付ける』ことで、
業務の標準化を可能にするものです。

 

標準化は
 ・行動についての決まりごとをつくる

 ・その決まりごとを具体的に繰り返し教育し、実行する

 ・定期的にその決まりごとを修正し、追加する

  業務改善は企業にとって永遠の課題でもあります。

 

経営者のすべては業務改善の必要性を認識していますが、
どれだけの企業が達成できているかは疑問です。

 

マンパワーに依存した業務推進には限界があります。

 

業務改善は業務のムリ・ムダ・ムラを無くすことで、
コスト削減、実行可能な経営計画の策定、
メンタルヘルス対策、ノウハウの構築など、
数多くの問題の解決を可能にしてくれます。

カテゴリ: 片岡経営計画策定

幸せを手に入れるための階段

Posted 2022年04月22日 by snc_editor

自己実現理論で有名なマズローは、
6つ目の欲求ピラミッドの段階として
「自己超越の欲求」を加えていました。

これは「社会をより良いものにしたい」など

自分のエゴを超えたレベルの理念を実現したいという、
他者や社会など自分の外にあるものにベクトルが向いている欲求です。

 

富豪が純粋な気持ちに突き動かされて、
慈善活動や寄付を行うことなどが良い例です。

 

この段階に到達した方は
自己超越の段階にたどり着く努力を重ねて、
その成果を世界の精神面での進歩のために
フィードバックする
責任があるのではないかと感じます。

 

では、私たちがこの階段を順調に上っていくためには
どうすれば良いのでしょうか。

マズローは次のことを勧めています。

 

1.日常で、時間もプライドも忘れるほど何かに没頭する機会を持つこと

 

2.人生は選択であり、内面の成長は、どのような選択を行なうかにかかっているということを自覚すること

 

3.自分の心の内側の声に耳を傾けること

 

4.他の人からどう思われるかを気にしすぎずに、嫌なものは嫌だとはっきり言うこと

 

5.仕事に真剣に取り組み、能力をできるだけ発揮すること

 

6.他の人の欠点ではなく長所を見るように努力すること

 

7.自分の心理的防衛を発見し、それを捨てるように努力すること

 

理解はできていても
なかなか行動にはできていないことが多いかと思います。
一度、上記のようなことができているか
自分自身に問いかける時間を
つくり改めて方向性を決めていきましょう。

カテゴリ: 片岡

そのミスが組織改善に繋がる

Posted 2022年04月22日 by snc_editor

北野です。

 

新人が入り1カ月を迎えようとしている。

 

今回はそんな時期に考えておきたい話。

 

新人は「社会人の未経験者」、「仕事の未経験者」であるため、全てを完璧にこなせる人はいない。

何らかのミスをすることは当然である。

 

「ミスから学ぼう」というのは、聞こえのよい言葉ではあるが、学べるかどうかは病院の環境によるなと感じている。

 

ミスには「人為的なミス」と「システム的なミス」の2つがあり、入社後3カ月以内に起こるミスの多くが「システム的なミス」であることが多い。

 

教えられていないことにより発生するミス、流れが悪いことにより発生するミスなど様々であるが、現場は多くが「人為的なミス」として扱われることが多い。

 

学べる組織というのは、「人為的なミス」であっても、システムエラーが無いかを確認し、改善を積み重ねられる組織である。

 

何がミスの原因となったのかを探り、誰かの起こしたミスを組織課題として捉えられるかは重要である。

 

しかし一方で、「人為的なミス」として扱い続けると、個人課題に留まり、ある意味で個人攻撃を積み重ねることになってしまう。

 

こうなると、ミスをした新人はミスを隠したり誤魔化したりすることも増えてしまう。失敗したら怒られるから隠そう誤魔化そうという考え方になってしまう。

 

組織においては「ミスをする人」よりも「嘘をつく人・隠す人」の方が組織に大きなダメージを与えることになるが、これはミスをする個人ではなく、組織が産み出してしまっていることがほとんどである。

 

新人がミスをするのは当然である。そのミスはシステム的なミスではないか?という認識で組織の改善を進めていただきたい。

カテゴリ: 北野従業員教育

狂犬病予防法について改めて考えるきっかけに

Posted 2022年04月18日 by snc_editor

ご存知の方も多いと思いますが、ウクライナからの避難者の方が連れてきたペットについて、ニュースになっています。

日本では狂犬病予防法に基づき、最長180日間、動物検疫所で検査を受けることが義務付けられており、ウクライナの避難民も例外ではなく、最大180日間は飼い主と犬は離れて暮らさなければなりません。

 

この記事に対する世間の反応を見てみると、大多数の方は狂犬病蔓延のリスクを考えると仕方ないという意見でした。

 

最近だと2020年にフィリピンから帰国した男性が発症したケースがありますが、輸入感染事例を除いて人では1956年を最後に発生がありません。

狂犬病の実際の怖さを知らない人が多い中で、このような意見が多いということは、狂犬病予防法について知られている証拠だと感じました。

また、狂犬病予防法について知らなかった人も、今回のニュースによって知るきっかけになったと思います。

 

ちょうど今は狂犬病予防接種のオンシーズンなので、多くのワンちゃんの飼い主様に狂犬病予防接種をするきっかけになれば良いなと思います。

カテゴリ: 情報発信媒体の整備黒澤

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