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スタッフが「任されてよかった」と感じる仕事の頼み方

Posted 2025年09月01日 by snc_editor

スタッフに仕事を任せることは、組織の成長や人材育成に欠かせない大切な役割です。

しかし、任せ方を誤るとスタッフのやる気を奪い、信頼関係の悪化につながってしまいます。

では、スタッフが「任されてよかった」と感じるためには、どのような頼み方をすれば良いのでしょうか。

【スタッフが嫌がる3つの頼み方】

①相手の忙しさや業務量を無視して頼んでくる

②不安を訴えても「大丈夫!やってみないと!」と取り合わない

③せっかく任せたのに、いちいち口を出してくる

こうした頼み方はスタッフのやる気を削ぎ、関係性の悪化にもつながります。では、どうすれば「任されてよかった」と思ってもらえるのでしょうか。

仕事を任せる前に注意しなければならないところをまとめました。

・リスクを考慮する
 ミスが起きた時に飼い主様や病院に大きな影響がある業務は慎重に判断する。
・進捗確認を組み込む
 「頼んだら任せっぱなし」ではなく、途中で区切りをつくって確認する。
 例:「半分できたら一度見せて」「1時間作業したら報告して」
・権限を考慮する
 ルールの範囲内で任せることが大前提。

 

任せる側も心構えを変えなければなりません。
・嫌な顔をされても当たり前
自分でやった方が早いと考えるのではなく、任せることで組織が強くなると捉える。

・信頼して口出ししすぎない
進捗を把握することと、最低限の注意点を伝えることにとどめる。

任せられる側の業務量を考える
・時間外勤務が多いスタッフに新しい業務を追加しない。
・難易度の高い業務を抱えている人にはルーティン業務を渡すなどバランスを取る。
・締め切りが多い人に新しい業務を渡すとリスクが高まるため避ける。

スタッフに嫌な顔をされない頼み方のポイントは、
・任せる前にリスク・権限・進捗確認をチェックする
・任せる側が覚悟と信頼を持つ
・任せられる側の業務量・難易度・締め切りを考慮する

「任せること」は育成であり、組織を強くする最も大切な投資です。任せ方ひとつでスタッフのやる気は大きく変わります。

カテゴリ: マネジメント福永

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