価値には認知的価値と情緒的価値の二つの価値がある。

認知的価値とは、機能など商品などに付随する価値である。

情緒的価値とは、うれしい、安心するなど感情を伴う価値である。

人が介在することで、情緒的価値が生まれる。

この情緒的価値を感じてもらえると、結び付きが強くなる。

認知的価値はもちろん必要である。

更に情緒的価値に高めていくことが、今後、重要になると感じる。

売上において患者数は重要な要素になる。

これは、初診数、稼働カルテ枚数、延べ患者数の三つが基本になる。

この中で、延べ患者数は来院回数が関わってくる。

意外とこのことを忘れてしまうことが多い。

実は、支持して定期的に来院してくれる人に、もう一度、来院してもらうアプローチが成功率が高い。

この視点を再認識することが、一つの切り口になると感じる。

コープが食品の宅配を週に一回から毎日に変更するという。

大手スーパーやネット関連での通販など、配送がきめ細かくなり、対抗するための変更だという。

高齢化や共稼ぎ世帯の増加により、需要が伸びている分野である。

利便性の高まりは、今後、様々な分野に波及していくと感じる。

どの程度のレベルまで応えるかはあるが、利便性にも目をむけてサービスを考えていきたい

昨日、北海道の獣医師会で講演させていただいた。

質疑応答の時に、参加していただいたある院長様が、自分自身の時間のなさを切実にお話された。

院長は獣医師であり、リーダーであり、経営者であり非常に大変で忙しい。

時間を作るのが大変な立場である。

だからこそ、院長の時間は価値がある。

時間の優先順位をつけることと、時間を作るために任せることがポイントになると感じる。

院長の時間をもう一度、見直してもらいたい

ある雑誌に森美術館の館長のインタビュー記事が掲載されていた。

その中に、アートの本質は物事を捉える視点であるという一文があった。

アートの変遷において、スタートは写実であり、そこからピカソのような見えるもの以外を表す作風ができ、トイレを芸術と見いだした作品から現代アートに発展したという。

常識にとらわれない視点から、アートは進化しているという。

これは、経営にも当てはまる概念である。

新たな視点を取り入れるために、アーティストを経営陣に据えるケースもある。

今後、アートという分野は経営にとって重要な要素になるように感じる。

先日、ある動物病院様から質問をいただいた。

それは、一緒に働いている獣医師である両親に対して、引退後いくらの給与を払うかというものであった。

給与という概念は、引退後適用することに抵抗があるという。

そこで、配当からのロジックを検討したが、意外にスムーズに組み立てることができた。

これは、継承を見据えても成り立つロジックかもしれない。

視点を変えて継承のスキームを組み立てていきたい

来年に向けた就職説明会の段取りを始めている。

来年は新しい獣医大学での就職セミナーの開催も可能となった。

諦めずに活動を続けていれば、色々なことが可能になると感じる。

また、経営セミナーも様々なスタイルでお願いされるようになってきた。

今後、枠にとらわれない試みができそうである。

来年が楽しみである

最近、計画した秋の企画が多くの会員様で始動している。

様々な企画があり、反響も様々である。

これらの反響を集計し、春の企画につなげていくという流れである。

これは、計画から始まるPDCAサイクルにもとづいている。

このサイクルは、基本であるが忘れている人も多い。

次につなげていくためのサイクルである。

今一度、見直していきたい

ある会員様と消費税対策の検討に入った。

まだ、先のようだがあっという間に4月になる。

動物病院の場合、フィラリア時期と重なるため、重要な検討材料になる。

様々な視点から検討することになり、時間もかかりそうだ。

消費税アップを前向きに捉えて、様々なことを検討していきたい

ある会員様では、公開セミナーを開催している。

前回開催が好調であったため、来年の１月開催を考えていた。

まだ先のイメージであったが、コンテンツなどの検討から始めると非常にタイトなスケジュールということが判明した。

スケジュールを明確にすることで段取りが明らかになり、開催までのイメージができる。

より良い内容にするためには、スケジュールを明確にすることは、非常に重要になる。

実現のためのスケジュールを大切にしていきたい