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カテゴリー: 佐藤
カンヌライオンズ2025
Posted 2025年07月04日 by
今年も素晴らしい広告を評価するカンヌライオンズ2025が終了した。
受賞作品の中に興味深いものとしてユニリーバの「VaselineVerified」である。
海外では、TikTokやYouTube、InstagramなどSNSでワセリンの美容ハックの投稿が流行っているそうだ。
夜のスキンケアの保湿としての使い方、革靴に塗るなど、ワセリンの役立つ方法もあれば、中には危険な使い方であったりデマと思われるものもあった。
ユニリーバにとってみれば、デマが広まる事は信頼を失うという課題に直面した。
そこでユニリーバは、科学者や専門家共に、これらのハックについて科学的に検証し、公式として認められたハックには「VaselineVerified」を付けることで、ワセリンの有用な使い方を広く宣伝し市場拡大を行いつつ、信頼度をアップさせることに成功した。
世の中の流れを上手く利用しつつ、自社のブランド力をアップさせた例である。
Vaseline Verified
(https://youtu.be/ApwxlBruV90?si=9qBX_WEtQyyXhqI_)
飽きられるほとの……
Posted 2025年07月03日 by
あるマーケターが自身が飽きてもやり続けたほうがいい事があるという。
それは、
広告
関東圏内でインプラントで有名な「きぬた歯科」は看板などあらゆる媒体に広告を出し続けている。
出し続けている理由は、「インプラント自体めったにやる事ではないが、いざやる事を検討する際に真っ先に『きぬた歯科』と想起させるため」という。
そして、人は忘れる動物である。そのため、いつでも想起していただくよう広告を出し続けているという。
広告を出す側としては、「長年やってきたから飽きただろう」、「広告費を削減したい」など思う部分がある。
しかし、広告のコスパが良いものはどの媒体かなど色々考えつつ、広告を出し続けることが重要だという。
ディープフェイクと戦わざる得なくなる時代
Posted 2025年06月27日 by
近年、AIがとてつもないスピードで進化をしていっている。
AIが生成する動画でも、TIKTOKやYoutubeで以下のような動画が誕生してきた。
・歴史上の出来事の実況もの
・おとぎ話を実写もの
・実際に行うと危険なチャレンジもの
・著名人がある投資話を推奨させるもの
などなど
始めの3つはある程度AIが生成した画像や動画を見たことがある人にとっては、偽物と判断が付くが、経験がない方にとっては信じてしまう可能性が高くなってきた。
最後の「著名人がある投資話を推奨させるもの」は、俗にいう「ディープフェイク」と呼ばれる悪意をもって本物のように見せる動画である。
NHKが「創られた“真実” ディープフェイクの時代」という番組の中で、専門家が「AI自身がディープフェイクかどうかを判断する時代になってきた」と言って高度さを語っていた。
ディープフェイクは、科学的に根拠や検証が足りていない疑似科学、陰謀論などの信憑性を増すための目的や、現代の医療・獣医療を批判する際の説得材料として活用されるだろう。
科学者・医療従事者・獣医療従事者は、ディープフェイクと戦わざる得ない時代が来ていると感じる。
※「創られた“真実” ディープフェイクの時代」はこちらから見れます(有料)。https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2025145093SA000/index.html
令和時代のリーダーシップ ~今までのリーダーシップは古い?~
Posted 2025年06月26日 by
先日、ある有名ビジネスコーチが、令和時代のリーダーシップについてショート動画で話をしていた。
近年昔ながらのリーダーシップは機能してこなくなってきたという。
リーダーシップというと以下のようなものがある。
・リーダーシップ…単語のとおり、人々を導いていくもの
・ビジョン経営…ビジョン(将来にあるべき姿)に向けて進んでいくもの
・理念経営…「こうあるべき」という理念に沿った経営
これらが、なかなか上手く機能しなくなってきた。
そういった令和の時代にあったリーダーシップは「リード・フォー・シップ」だという。
1人1人のやり方やその人の在り方に合った、やるべき事をテンプレート型にして、切々とこなさせてあげられるような指揮者的なリーダーシップだという。
経営者やリーダーにとって、とても高度な事が求めらえる時代になってきたと感じるものである。
Googleが発表した「AIモード(AI Mode)」で思う事
Posted 2025年05月22日 by
Google が開発者会議にて「AIモード(AI Mode)」を発表した。
Googleはキーワード検索からAIを用いた高度な対話型検索へと次のステップに進歩していく。
Googleレンズで培ってきた画像検索を基に、カメラで対話しながら検索を行う事ができる。例えば人が倒れた際、カメラで症状をみせれば適切な応急処置の提案を行いつつ、場合によってはAIが代わりに救急車を呼ぶなどもできるようになるだろう。
また、過去のGoogleサービスの利用履歴から、その人にあった観光プランなどの提案などもできるようになる上、新幹線などの予約や購入代行も行えるようになると言う。
ますますAIによる進化が注目を浴びてくる。
進化に向けた対策は、どうしていたら良いか。
そのヒントは、今までやってきたSEO対策だろう。
元々、GoogleのSEO対策の根本的なコンセプトは、「ユーザーファースト」である。つまり、ユーザーが求める最適かつ品質の高い情報を提供する事を重要視している。
「SEOで上位に表示される情報」=「Googleが高く評価している情報」という事だろう。
今後のAIの進化に対して、地道にSEO対策を行っていくべきだろう。
引用:https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/google-search-ai-mode-update/
効果的なチームはどういうチームか?
Posted 2025年05月21日 by
よく動物病院様から聞く悩みに「チームビルディング」がある。
チームとしてまとまりがなかったり、会議をしても意見がでず最終的にはリーダー的な存在のメンバーなど一部のメンバーからしか意見が出ないという悩みを聞く。
そういった悩みの解決のヒントは、Googleが出しているかもしれない。
Googleは「効果的なチームはどういうチームか?」という問いに答えるために、180チームを対象に、チームの構成(メンバーの性格やスキル、年齢・性別などの属性など)とチームメンバーの関係性などがチームの効果性にどう影響するかを調べた。
その結果、「心理的安全性」など5つの要因が重要であるという事が分かった。
「心理的安全性」とは、「自分が和を乱すのではないか」とか「無知や無能と思われないだろうか?」などの心配する必要がなく、安心して発言したり行動できると感じられる環境である。
この「心理的安全性」は、和を重んじたり、マウンティングなどしやすい日本にとっては難しい事かもしれない。
Googleの調査結果を基に、変化できるかどうか
それがチームビルディングの要になるかもしれない。
マーケターがプロの経営者になれるのか
Posted 2025年04月18日 by
USJを再建したキーパーソンであるマーケターの森岡毅氏がいる。
彼の確率論に基づいたブランディング戦略は、数学が好きな方には、とても刺激的である。
そんな森岡氏は、「株式会社刀」を立ち上げ、丸亀製麺や西武遊園地、ネスタリゾート神戸など様々な企業を復活させる事に成功している。
しかし、株式会社刀が先日発表した決算によれば、第8期(24年11月期)で24億円の赤字を出し、赤字が拡大していっている。
この赤字拡大を知り、「コンサルが自身のコンサルができない」とネットで言い出す人もいれば、成功実績を検証し「赤字を起こしている」などネガティブキャンペーンのような事が起こっている。
成功者として世間が持ち上げられた方にネガティブな要素が発生すると、途端に叩く事が起こる典型的な例に思える。
ここから赤字を回復できるかどうかは株式会社刀の活躍次第ではあるが、これからに注目していきたい。
復活をするからである。
成功者の共通点とは
Posted 2025年04月16日 by
成功者の共通点を調べたものは、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」など様々な本がある。
そこから、様々な本が出版されたものがあるが、リーダーシップコーチであるジュード・ミラー・パークによれば、成功者には以下のポイントがあるという。
1.ポジティブである
船井幸雄先生も仰っている事ではあるが、ポジティブが重要である。
失敗に直面しそうなとき、別の方法を探せばなんとかなるなど言えたり考えられたりする人は、新たな事に挑戦でき成功をつかみやすい。
もちろん、ポジティブ過ぎてはリスクマネジメントができず大きな失敗に繋がる事があるが、ポジティブは重要である。
2.情熱的である
失敗や困難など克服するために必要なエネルギーとなり、粘り強く挑戦しつづける事ができる。そして、一緒に進む人々も付いていき導く事もできる。
3.気さくで誠実である
人々をもてなし、安心させる気持ちがある。
気配りができると言っても良いかもしれないが、人を喜ばせたり、手書きのお礼状など細やかな事が出来たりする。
正直、3番目に関しては、私自身も勉強になるが、本当に細かいところまで見ていたり、瞬時に先々に起こりえる問題点や危険を読んでいる。
「ここにコードが伸びていたら危険だ」、「ここに物があったらドアを開けた時にぶつかる」など
ぜひ参考にしてもらいたい。
ロンドンで話題のカフェで思うこと…
Posted 2025年03月07日 by
Mozart Flowers and Coffe というカフェはご存じだろうか?
今、ロンドンで話題のカフェである。
フラワーアレンジメントで有名なMozart Conciergeがカフェをオープンした。
「フラワー×カフェ」で花束とコーヒーをセットで販売している。
Mozart Flowers and Coffeのインスタグラムを見ていただくとわかるが、とても映えるものになっている。
「動物×カフェ」、「動物×サロン」など「動物」と組み合わせた業態は多々あるが、コンセプトを含めて色々な可能性がある。
ぜひ考えてみていただくとともにアンテナを広げていただきたく思う。
シンギュラリティがせまっているのか?
Posted 2025年03月06日 by
AIの専門家と脳科学の専門家の対談をみる機会があった。
現在のAIは「アシスタント」から「エージェント」へと急速に進化している。
その結果、囲碁プロ曰く「もはやAIが考える手筋は、人間では再現不可能という領域に達している」とのこと。
先日のニューヨークポストでもAI同士で会話をさせたところ人間では理解できない言語で会話を始めるという動画が報道されていた。
まだまだ先の話ではあると思うが、医療や獣医療の世界にもAIが活躍する時がくる。その時AIが提案したことに対して、医療従事者の理解が追い付かない事により、AIの提案の正誤の判断ができないケースもでてくる事も考えられる。
操り人形になるのは、AIのほうになるのか、それとも人間になるのか。
これからの動向に注目していきたい。
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