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サーキュラーエコノミー

Posted 2023年12月01日 by snc_editor

北野です。
SDGsの観点もあり、サーキュラーエコノミーという考え方が広がっている。

過去の変遷を見ていくと、

(1)リニアエコノミー
原材料⇒製造⇒使用⇒廃棄

(2)リユースエコノミー
原材料⇒製造⇒使用⇒製造⇒使用⇒廃棄

(3)サーキュラーエコノミー
原材料⇒製造⇒使用⇒原材料⇒製造・・・

となっている。

一見、リユースエコノミーとサーキュラーエコノミーは似ているようにみえるが、
最終的に廃棄を行う点ではリニアエコノミーに近くなっている。

サーキュラーエコノミーは廃棄を前提とせず、
原材料として循環させ続けることを目標としている。

日本国内においてはまだまだ事例は少ないが、
海外に目を向けると、オランダのアムステルダムが先行している。

アムステルダムは2015年にいち早く「2050年プラン」として、
家庭ごみのリサイクル・リユース、原材料の50%削減など、
段階的な目標値を決めて政策連動させている。

また、オランダを代表する企業であるフィリップスなどは、
サーキュラーエコノミー関連事業だけで売上全体の15%を占めるようになっているという。

もちろん、国をあげて、グローバル大企業の活動と捉えることもできるが、
アムステルダムでは市民レベルでの行動が浸透している。

動物病院においてもSDGsの観点含めて、
生物の生態系保全に向けた行動を1病院規模から開始できるのではないかと考えている。

集患・求人においても差別化が必要になってきている。
経済成長に伴う規模の原理による差別化にも限界がきていよう。

観点を変えて、社会性での差別化を図ってみてはと考えている。

カテゴリ: 北野時流解説

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