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2025年は成長の定義を考える1年に

Posted 2025年01月17日 by snc_editor

昨年より、人件費増加・仕入れ値増加など、
経営コストの増加が目立つようになってきています。

従来は需要増加に伴い、
「成長=売上増・規模増」という図式が一般的でした。

しかし、現在の環境下においてはその図式が成り立ちにくく、
目標や方向性を見失いがちになっていると感じます。

動物病院は社会性の高い職種であり、
企業活動の目的は永続であることが第一となります。
これを根本に見据えると「成長=売上増・規模増」以外にも、
「成長=利益増」や「成長=従業員の成長」という図式なども
考えることができるでしょう。

また、最近は採用難により、
需要はあるが人手不足で対応が難しい(=売上を上げづらい)という
病院様も増えてきています。

成長の指標として売上増だけでなく、
利益増なども見据えていただくと良いでしょう。

利益をどのように高めるにかついてですが、
大きく2つの方法があります。

(1)売上を上げる

売上は 売上=来院数×来院回数×診療単価に分解でき、
病院状況によって数を増やすことが難しければ、
診療単価を上げることが必要です。

診療単価を上げるには、
値上を含む価格改定か診療項目の新設などがあります。

(2)原価をコントロールする

動物病院は多品種少量扱いという特殊な業種であり、
在庫管理漏れや価格転嫁漏れが発生しやすいといえます。
在庫管理を改善するだけで年間の利益が大きく上昇することもあり得ます。

細かな作業とはなりますが、小さな改善が大きな成果にもなりますので、
重要な取組だと認識してください。

 

2025年はどのような成長を目標とするか、
しっかりと考えてみてください。

カテゴリ: 動物病院の経営北野時流解説

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