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残業時間と有給消化率の10年の変化

Posted 2022年03月06日 by snc_editor

ここ数年で労働者の残業や有給休暇に対する意識はどのように変化したでしょうか?

「働きがい研究所」というところが、同社が運営するサイトで社員から投稿された2012年1月~2021年11月の残業時間と有給消化率に関する投稿を集計・分析した結果を発表しました。

 

ポイントは

 

【残業時間】

・2012年から2015年は月平均残業時間が40時間以上だったが、2016年以降は40時間を切り、2021年には24時間まで減少している

・2012年に最も残業時間が多かったのは20代の「48.5時間」で、最も少なかったのは40~50代の「40.1時間」だったが、その差は年々縮まり、2021年では20代が「23.5時間」で最も少なく、40~50代は「24.3時間」となり、逆転している。

 

【有給休暇】

・2012年の有給消化率は41%だったが、2021年では60%まで改善している

・2012年の消化率はすべての年代で40%程度だったが、2021年の結果では、「20代」が63.3%、「30代」が57.4%、「40~50代」が56%だった。

 

働き方改革などにより、残業時間や有給休暇取得率が大幅に改善していることが見てとれます。

特に、若い世代がワークライフバランスを重視する傾向が強くなっていることがわかります。

 

この調査は動物業界に限ったデータではないですが、動物病院業界でも同様の傾向となっていることが予想されます。

スタッフの採用、定着をするためにスタッフが働きやすい環境を作りつつ、安定した経営や事業拡大を両立していくための施策が求められる時代になっています。

カテゴリ: 評価制度・賃金制度構築黒澤

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