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カテゴリー: キャッチコピー

ターゲットの不安・不満を解消だけではダメ

Posted 2024年03月06日 by snc_editor

消費者に刺さるキーワードを考える際、ターゲットの不安・不満の分析そして考察が重要だと実感する。

例えば、食器洗浄機が誕生した当初、一番のターゲットは主婦であるため、主婦が抱える不満の「家事」が楽になることをPRにして宣伝をしていたそうだ。

しかし、結果はふるわなかった。

そこでメーカーは、ターゲットの主婦の日常生活を徹底的にリサーチしたところ、ある潜在意識が分かった。

それは「主婦は家事をしっかりやるべき」という意識だ。

当時、主婦同士、姑含め家族から「家事を楽する=家事の手を抜く」という見られ方があった。
そのため、家事の負担を家電で解消する事に、主婦は罪悪感を感じさせてしまい、購入の障壁になっていた。

 

そこで、メーカーは「家事を楽する」という罪悪感に対して、「家族(特に子供)と一緒にいられる時間を増やしませんか」というキャッチフレーズを打ち出し、購入を後押しした結果、売れるようになった。

 

マーケティングの世界には、消費者に購入してもらう際、購入するための理由づけが重要とも言われている。

昨今、生活に使えるお金が少なくなってきた時代であるため、「安い商品があるのに、こんなに高額なお金を支払ったのか」という罪悪感が生まれやすくなっている。

 

だからこそ、そのような罪悪感を無くすために、商品やサービスへの後押しが重要となる。

例えば、ドラックストアなどでオムツ商品をみていると、少し高めのものは「蒸れにくく、肌に優しい」など赤ちゃんにとって、メリットがあることをPRしていた。
おそらく「オムツへの投資=赤ちゃんへの愛情」という風に転換するようにして後押ししていると思われる。

ぜひ、商品やサービスのPRする際は、ターゲットが抱える不安・不満を解消するキーワードを考えるとともに、解消する事で発生する罪悪感などの感情を考え、購入を後押しするキャッチコピーを考えてみてほしい。

カテゴリ: キャッチコピーマーケティング佐藤動物病院の経営動物病院経営コンサルティングブログ

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