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勉強で超重要な「6つの能力」を鍛える方法。

Posted 2022年08月06日 by snc_editor

愛玩動物看護師の試験も
あと予備試験は5か月
今回は研究で分かっている
勉強に重要な能力についてお伝えします。

 

1.インプット力を鍛えるなら「3つに絞る」
「今日のセミナーはひとことも聞き逃さないぞ!」と意気込んだのに、
時間が経つと全然内容を覚えていない……。

 

そんなときは、
意気込みが逆にマイナス作用を及ぼしているかもしれません。

 

脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまで。
それ以上になると、脳の機能がパンクして
逆に情報を忘れてしまうのだそうです。

 

「一言一句をものにするぞ」と意気込むほど、
脳は学べない状態になってしまうのです。

 

インプットの量を脳の機能に即して
「3つ」に絞り込むことをすすめています。

 

たとえばセミナーでも、

 

「まずは3つ何かをもち帰れば十分」という姿勢で
聞くほうがいいです。

2. 習慣化力を鍛えるなら「3種類の目標を立てる」 
勉強が3日坊主で終わりがちな人は、
目標の立て方を見直してみましょう。

 

勉強の習慣化には、以下の3つの目標設定が効果的です。

 

結果目標:得たい結果の目標。何を、いつまでに遂行するか。
(例:2022年中に○○の資格をとる)
状態目標:得続けたい心の状態。数値も期限もなし。

(例:毎日楽しく過ごしたい)

 

行動目標:上記を達成するための行動。
(例:結果目標に対して→毎朝6時から1時間勉強する。
   状態目標に対して→家に帰ったら30分以上遊ぶために毎日18時に退社する)

 

習慣化に失敗するのは結果目標しか決めないからです。
結果目標だけでは、結果にとらわれすぎて
過程の楽しさを見失うため、行動が続きません。

 

ですが、状態目標を設定すれば、結果にとらわれすぎるのを防げます。

 

上記の例で言うなら、「楽しく過ごしたい」からこそ、
勉強も「楽しむ」という姿勢を崩さずにいられる、

つまり「勉強を継続できる」ということです。

 

勉強を習慣化したいときは、
目標の立て方をよく意識してください。

 

3. 地頭力を鍛えるなら「WHY型の好奇心をもつ」
勉強した内容から得られる気づきを増やしたい、
と思う人は地頭力を鍛えましょう。

 

地頭力とは「情報を活かして、自分で答えを導き出す力」のことです。

 

地頭力を鍛えるには「WHY型の好奇心をもつこと」がよいトレーニングになります。
あらゆるものに「なぜ?」と理由や背景を問いかけ、
思考を深めていくのです。
たとえば、

集中力を鍛えるには
感情コントロールのスキルを磨けばいい
→なぜ?

→脳内の大脳辺縁系が集中を邪魔するから

→なぜ?

→大脳辺縁系は感情をつかさどっていて、簡単に理性を押し流すから

というように、自分で調べながら考えるプロセスを経ることで、
情報のみにして終わらせない習慣が身につきます。
本を読んだときやセミナーを受けたときにも、

「なぜ?」と思ったことを突きつめて調べていけば、
得られる気づきを増やすことができそうです。

 

5. 記憶力を鍛えるなら「覚えたことを人に話す」
勉強して覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまう。
そう悩んでいる人は、覚えたことを人に話して記憶を強固にしましょう。

 

記憶は、自分の経験が絡んだ「経験記憶」と
知識や情報に関する「知識記憶」の2種類に分けられるそうです。

 

このうち、自由に思い出せるのは経験記憶のほうで
知識記憶は、十分なきっかけがないと思い出せません。

 

勉強した内容が思い出せないのは、知識記憶のままになっているからです。

それを経験記憶に変えてしまえば、長く覚えていられると言います。

 

覚えたことを人に話すという方法。

勉強した内容が「○○さんに話した」
「図に書いて説明した」という経験と結びつき、

知識記憶から経験記憶への移行が図れるのです。
たとえば、自分の仕事と直結する分野の勉強をしたあとなら、

職場で話題にしやすいはず。
話すことで相手から新しい情報を
得られるなどの、二次的な効果も期待できそうです。

6. 読解力を鍛えるなら「音読」
本や資料を読んですばやく要点をつかみ取ったり、
情報の真偽を判断したりするのに欠かせない「読解力」。
読解力を磨くには「音読」が効果的です。

 

読解力の低い人は、
一部の単語だけを拾いながら読んでいく「飛ばし読み」が癖になっていると述べます。
重要な単語だけ拾えれば効率よく読めますが、
重要な部分を見落としたり、自分で勝手にストーリーを展開したりしてしまう
「悪い飛ばし読み」が癖になっていると、文章を正しく読解できません。

 

そんな悪い飛ばし読みを矯正するのに効果的なのが音読です。
なぜなら、声に出して読む際には、
必然的に一言一句を意識することになるからです。
たとえば、
本のなかでうまく理解できない部分に行き当たったら、
その部分だけでも音読してみてください。

 

新しい知識を学ぶ力を鍛えるには「知っていることを書き出す」
まったく知識のないジャンルの勉強をするときは、
理解が難しく時間もかかるものです。

 

これから勉強することについて
自分がすでにもっている知識を事前に書き出すと、

新しい情報への理解が早くなることが確認されたそうです。
その理由は、人間の脳には、
新しい知識を古い知識に結びつけて覚える仕組みがあるからだとか。

 

ぜひ、上記を参考にしながら勉強に取り組んでみてください。

 

カテゴリ: 従業員教育片岡

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