７月１６日・２２日に2012年7月度オープンカレッジを開催しました

今回はフィラリア後で初めての開催となり、
大阪会場、東京会場ともに、活発な情報交換などが行われていました。
ご参加いただきました先生方ありがとうございました。
今回のプログラムは、
１．ドイツ・スペイン海外動物病院視察の報告
２．フィラリア時期の振り返り
３．業界の最新動向
４．待合室の作り方の基本講座と現場事例の紹介
５．ワークシートを用いての待合室作り＆グループ報告
６、評価制度の作り方
最後は少し時間がギリギリに・・・、というように、
盛りだくさんの内容の開催となりました。
当日の様子を少しすつレポートしていきたいと思います。

まずは、弊社の北野より、海外動物病院視察ツアーの報告を。
今回はドイツとスペインの病院の見学に行ってきました。
待合室作りや、看護師さんを主役にする方法、スタッフ満足度を上げるスタッフルーム作り、高度医療病院のあるべき姿、リハビリ科目の導入方法など、日本でも実践可能な現場ノウハウや考え方などをご紹介しました。
次に、藤原よりフィラリア時期の振り返りを行いました。
弊社でご提案しているステージ別健診フィラリアDMなどで、
反響率の高かったDMの特徴（反響率は何と７３％）などの解説を行いました。
これらは、先日発行している経営レポートにも掲載していますので、
来年のフィラリア時期での参考にしていただきたいと思います。
その後、現在弊社で独自に収集している、全国の都道府県別の開廃業数の報告を。
世の中にはまとまって出ているものではありませんので、皆様興味深々でした。

今回は、すぐに取り組める内容として、「待合室作り」を急遽プログラムに追加。
待合室の持つ４つの目的をもとに、どうすれば目的に沿った待合室作りができるかを
実際の現場での実践事例の写真をもとにして解説しました。
この後は、ワークシートを使用して、実際に待合室作りを個別に体験、
皆様、それぞれが自分の考える理想の待合室作りを行っていました。

最後はテーブルの他の参加者様と意見交換をしながら、
個々の考えを集約した待合室を１枚にまとめていきました。
こんな考えもあったのか、と色々な意見を聞くことも勉強になります。
集約した待合室のシートは、大阪会場・東京会場をまとめて、
弊社の会員専用ページよりダウンロードしていただけるようにします。
最後は、連続プログラムとなる、評価制度を東京会場では行いました。
評価制度はどう作るか？何を基準にするか？など、
自院で運営する際の参考にしていただけたかと思います。
次回は、１０月と１１月に開催予定です。